【あなたのタイヤは大丈夫?】スノーフレークマーク付きのオールシーズンタイヤなら冬用タイヤ規制の高速もOKとは言い切れない複雑な理由
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 39
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 39
オールシーズンタイヤとは側面に「M+S」「M.S」「M&S」または「M/S」などの文字があり、夏タイヤが苦手とする雪道でもある程度対応できるタイヤのこと(※Mはマッド=泥、Sはスノーの意味)。
その一部に「スノーフレークマーク(正式名称は『スリーピークマウンテン・スノーフレークマーク【3PMSF】』)付のオールシーズンタイヤ」というものがあり、これはオールシーズンタイヤの中でも雪道走行に関する一定の基準を満たしたもの。スノーフレークマークとは“厳しい寒冷地でも性能を十分に発揮できるタイヤ”としてアメリカの検査機関による認証を受けたことの証です。
つまりスノーフレークマーク付きのオールシーズンタイヤは、オールシーズンタイヤのなかでも雪道性能のお墨付きをもらったタイプと考えればいいでしょう。
冒頭で触れたように「スノーフレークマークがついていればOK(ついていないオールシーズンタイヤはNG)」というのが、世間では高速道路における冬タイヤ規制の定説になっているようです。しかし、実際は必ずしもそうではありません。
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