【5年後は7割減も】“EVを買う人”が知っておくべき「リセール率の落とし穴」の噂は本当なのか?
掲載 carview! 文:編集部 60
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まず、国産BEVの元祖である日産「リーフ」を調べてみよう。マイカーの売却を検討する人が多い5年落ち、走行距離5万km以下(以下、基本同条件)で、売れ線グレード「40kWh・G」の中古車価格を検索すると、おおよそ税込140万円前後。ここから消費税を抜き、中古車の販売価格が買取価格の20%増しと仮定すると、前オーナーの下取り額は106万円くらいと想像できる。
新車価格は約400万円なので、その25%くらいまで残価率したことになるが、一般的に5年落ちでの下取り額は人気具合にもよるが新車価格の60~40%と言われているので、それに比べるとやはり低いと言わざるを得ない。
ただ、BEVの場合、新車購入時に補助金が出る。そこで、補助が手厚い東京で約100万円の補助を新車購入時に受けられたとすると残価率は約35%まで改善する。だが、それでもまだ渋い下取り額だ。
リーフはバッテリーの冷却システムがないため劣化が早いと言われているが、そうした不安感も査定に響いているのかもしれない。
では、個性的な外観がアピールポイントだった「ホンダ e」はどうか。同車は2020年10月登場なので5年落ちには少し短いが、同年登録の上級グレード「アドバンス」だと280万円くらいが中古車の中心価格だ。
ここから査定額を210万円程度と仮定すると、新車は495万円だったので、残価率は約42%とまずまず。さらに、補助金も考慮すれば悪くない数字に収まる。もう新車では買えない短命モデルという点が、逆に下取りを押し上げているようだ。
(次のページは輸入モデル2台のリセール率)
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