カーデザインの巨匠ジウジアーロが“世界一美しいセダン”と認めた「ユーノス500」はなぜ売れなかったのか?
掲載 carview! 文:koensha 104
掲載 carview! 文:koensha 104
マツダが1989年4月に立ち上げた新販売チャネル「ユーノス」は、当時としては非常に斬新だった。
個性あるクルマを扱うという方針のもと、ライトウェイトスポーツの「ユーノスロードスター」や、輸入車の「シトロエン」、リトラクタブルライトの「ユーノス100」、4ドアハードトップの「ユーノス300」、スポーティクーペの「ユーノスプレッソ」などをラインアップしていた。
だが、販売台数を担保できる主力モデルに欠けていた。ロードスターは予想を上回るヒットとなったが、台数としては限界があり、ユーノスの屋台骨を支えるには至らなかった。そこで開発陣は、主力モデルとなるべきクルマの企画を進めていく。
もしそれが今の時代だったら、SUVが選ばれていたかもしれない。だが1990年代初頭、選ばれたのは4ドアセダンだった。
「いつまでも色あせない価値」を開発コンセプトに掲げ、デザインと高品質に徹底的にこだわった。プラットフォームには、ミドルクラスのマツダ「クロノス」(1991年10月デビュー)のコンポーネンツを流用。
スタイリングでは3次曲面を多用した流麗なプロポーションを追求し、パネルの段差や隙間も最小限かつ均一に仕上げる精緻な造り込みを実施。全ボディカラーに、高機能なハイレフコート塗装を採用した点も話題を呼んだ。
(次のページに続く)
>>【画像】美しきセダン。ユーノス500をじっくりチェックする【あわせて読みたい記事】
>>10年目で前年比223.8%「ロードスター」が支持される意外な理由
>>スープラルーツ「セリカXX」に秘められた“ハンドリングbyロータス”の噂とは?
>>安全性や燃費も大事…本当の意味で「ドライブに向いているクルマ」とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
“車内スマホ生活”を強力サポートする、パワフル「USBプラグ」の新作登場![特選カーアクセサリー名鑑]
V12のNAエンジンにMTを組み合わせた「最新」ハイパーカーってマジか! しかも800馬力で1トン切りの「ガラジスティGP1」がクルマ好きの夢すぎる
トヨタ・プロボックスが一部改良で安全装備と機能装備をバージョンアップ
メルセデス、マクラーレンとは戦えず? ラッセルは「レッドブルやフェラーリとの争いになる」と予想
歴代スカイラインで一番デザインがいいのはどれ? 13代もの歴史のなかからプロが「R32」を選んだワケ
「バス運転手」が一転、“注目の職種”に? 「大学新卒に響いている」そのワケは? 高卒は「選択の自由がない」とウィラー
愛車と旅する大人の秘密基地!宮島エリアに誕生した和モダン・ガレージホテル「旅人stay宮島」
ついにレクサスの新世代フラッグシップとなるマシンに「LFA」の名が与えられた! TOYOTA Gazoo Racingが「GR GT」と「GR GT3」も発表
あぁ、心躍る猛牛!! まさにスーパーカーの象徴!! ランボルギーニ カウンタック LP400を全開試乗!!
新「“5人乗り”オープンSUV」発表! カクカクボディ×斬新「ソフトトップ」採用! 800馬力「V8ターボ」エンジン搭載の“超高性能モデル”! 独国でブラバス「800カブリオ」登場
愛する人を失う悲しみ? デルタ・インテグラーレ・エボとの惜別(2) 最大級の幸福感
絶望のランチア デルタ・インテグラーレ・エボとの惜別(1) 自分の延長になる愛車
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
【速報】トヨタが新型「GR GT」「GR GT3」を世界初公開! 650psのV8ハイブリッド×アルミ骨格の“次世代フラッグシップ”の正体判明
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!