打倒デリカミニ!? 23年登場の新型N-BOXに“オフ系”派生モデルの可能性は?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 76
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SUVの人気はとどまるところを知らず、近年ではスズキ「ハスラー」やダイハツ「タフト」のように、軽自動車にもSUVをイメージしたモデルが多く登場しています。
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そのなかでも、いま最もアツいカテゴリーのひとつとなっているのが、SUVルックの軽スーパーハイトワゴンです。2018年に登場したスズキ「スペーシアギア」を筆頭に、2022年にはダイハツ「タントファンクロス」が、そして2023年1月には三菱から「デリカミニ」が登場するなど、役者が揃いつつあります。
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一方、2015年から8年連続で軽自動車販売台数1位を獲得しているホンダ「N-BOX」には、現在のところSUVルックの派生モデルはラインナップされていません。
スペーシアギアやタントファンクロスが好調な売れ行きを見せていることを考えると、N-BOXにもSUVルックの派生モデルを求める声は多いと思われますが、今後登場する可能性はあるのでしょうか?
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実は、2014年の東京オートサロンにおいて、ホンダは「N-BOX+エレメントコンセプト」というSUVルックの派生モデルを出展しています。
無塗装の樹脂素材によるバンパーやフェンダー、サイドシルなどからもわかるとおり、これは2003年に発売されたホンダ「エレメント」をオマージュしたコンセプトモデルです。
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さらに、2016年には、このN-BOX+エレメントコンセプトのイメージを踏襲した純正アクセサリーの「エレメントスタイルパッケージ」が実際に販売されています。
ただ、これはあくまで「エレメント風」にカスタマイズするもので、SUVルックの派生モデルと呼ぶにはやや物足りないかもしれません。
「エレメントスタイルパッケージ」がヒットしなかった要因のひとつに、エレメント自体の人気がそれほど高くなかったことがあるようです。
北米の若いユーザーをメインターゲットとして開発されたエレメントは、その独特なスタイリングが北米市場で受け入れられた一方、トレードマークであった無塗装の樹脂素材を活用したエクステリアデザインが当時の日本のユーザーからは評価されなかったこともあり、わずか2年余りで販売を終了しています。
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一方、ホンダの歴代ラインナップを見ると、オフロードモデルのイメージリーダー的存在となるモデルは存在しません。その点、スズキでは「ジムニー」が、三菱では「デリカD:5」がその役割を果たしており、SUVルックの派生モデルを生み出しやすい環境にあると言えます。
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近年のホンダでは、「フィット」や「ステップワゴン」などに見られるようなナチュラルなイメージのモデルと、「ヴェゼル」や「ZR-V」などに見られる都会的なイメージのモデル、そして「シビック」のようなスポーティなモデルがラインナップの中心を占めています。
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しかし、いずれもタフでワイルドなSUVのイメージとはほど遠いのも事実です。実際のところ、内外装をSUV風に仕上げるだけのモデルであればすぐにでもラインナップに加えることは可能だと思われますが、ホンダのイメージを崩してまでそれをするメリットはなさそうです。
ましてや、N-BOXは現時点で「日本で一番売れている軽自動車」であることを考えると、あえて急いでオフ系をラインアップする必然性は低いと言えます。
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一方、N-BOXは2023年後半にもフルモデルチェンジが行なわれると言われています。3代目となる新型N-BOXでは、新開発の軽自動車専用ハイブリッドシステムが搭載されると見られており、最新の安全運転支援システムなどと合わせて、これまでの軽自動車のイメージを刷新するモデルとなることが期待されています。
この次期N-BOXに対して、なんらかの派生モデルが登場する可能性は高いと見られています。ただ、上述のとおり、ホンダにはタフでワイルドなSUVのイメージが薄いため、スペーシアギアやデリカミニのような無骨な雰囲気ではなく、ホンダらしいスポーティで都会的なイメージのルックスになることが予想されます。
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いずれにせよ、軽自動車界の絶対王者であるN-BOXに派生モデルが登場するとなれば、ライバルたちが戦々恐々となることは間違いないでしょう。
写真:本田技研工業、スズキ、ダイハツ、三菱自動車
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