【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:編集部 107
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250を走らせて最初に感じたのはオフローダーらしからぬステアリングフィールだった。
250にはランドクルーザー史上初めて電動パワーステアリングが採用された。現在販売されている乗用車のほとんどすべての車種に電動パワーステアリングが採用されているが、一部の本格オフローダーは信頼性の面で優位とされる、昔ながらの油圧式パワーステアリングを使い続けてきた。ランドクルーザー70もそう。
250と同じGA-Fプラットフォームを使う世代の300も電気モーターで油圧を発生させる電動油圧式を採用した。
GA-Fプラットフォームを用いた各モデルを時系列に見ると、300登場から250登場までに2年間ある。その間にレクサス「LX」や海外市場向けのピックアップなどで電動パワーステアリングを採用し、電動でも十分な信頼性が得られるようになったとの判断からフィーリングの面で優れる電動式を採用した。
これによってゴムをねじるような感覚のない、すっきりとしたステアリングフィールを獲得した。同クラスの輸入SUVと比べてもその点における上質さは引けを取らない。
微小な操作に対する応答性も向上した。悪路走行時のキックバック(路面状況によってステアリングアシスト量が変化したり意図しない動きをしたりすること)も圧倒的に少ない。
ADASとの親和性も電動のほうが圧倒的に高く、250には300に備わらないアドバンストドライブ(40km/h未満でハンズオフ機能などを盛り込んだ渋滞時支援)が備わった。
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