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ホンダ N-BOXはニトリ的ステキさで非自動車マニアを惹きつける有力国民車候補

昭和世代には「遅っ!」だが、今の時代を思えば十分に力強い

G・L Honda SENSING(FF)の車両本体価格は149万9040円と、なかなかお安い。だがフロアマットや「ドラレコあんしんPKG」やらのオプション装備を付けていくと、支払総額はおおむね200万円に達する。「高くはないが、かといって安くもない」といったニュアンスの予算感だろうか。

そんな総額200万円級の車であるホンダN-BOX G・L Honda SENSINGの広報車に、ホンダ本社ビルの地下駐車場でご対面すると……デカい。今さらだが、これは本当に軽自動車なのだろうか? 思わず「軽自動車界の違法建築」というフレーズが脳内に浮かぶ。いや違法ではなく合法であり、「長さ3.4m以下で幅1.48m以下、高さは2.0m以下」という軽自動車規格にちゃんと収まってはいるのだが。

運転席に乗り込んで走り出すと、さすがに最初の一瞬は、普通の車(2Lぐらいのエンジンを積む、さほど背が高くない乗用車)に慣れきっている身としては「……遅っ!」「箱型だから上のほうが重い感じがして気持ち悪っ!」と思ってしまう。

だが不思議なもので、5分、いや2分も運転していれば慣れてしまうというか、違和感を感じずに運転できるようになる。

そこに関する詳しいメカニズムや因果関係は、できれば筆者ではなく他の真面目な自動車評論家諸氏に尋ねてほしい。だがいずれにせよこの感触が、「煮詰めに煮詰めた」という2代目N-BOXの本領の一端なのだろう。

「あぁ、こりゃいい車だわ……」などと独りごちながら、おっさん(筆者)は黄色い2トーンカラーの軽自動車に乗って青山から渋谷にかけての国道をズンズン進んだ。

乗り心地は良く(というかすぐに身体になじみ)、エンジンの力強さも十分。や、もちろん昭和的な感覚で言うなら「遅っ!」なのだが、今はそんな時代ではない。周囲の流れと法規にもとづいてスマイリーに運転する限りにおいては、これでぜんぜん十分だ。

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