ホンダ N-BOXはニトリ的ステキさで非自動車マニアを惹きつける有力国民車候補
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:中野 英幸 7
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:中野 英幸 7
G・L Honda SENSING(FF)の車両本体価格は149万9040円と、なかなかお安い。だがフロアマットや「ドラレコあんしんPKG」やらのオプション装備を付けていくと、支払総額はおおむね200万円に達する。「高くはないが、かといって安くもない」といったニュアンスの予算感だろうか。
そんな総額200万円級の車であるホンダN-BOX G・L Honda SENSINGの広報車に、ホンダ本社ビルの地下駐車場でご対面すると……デカい。今さらだが、これは本当に軽自動車なのだろうか? 思わず「軽自動車界の違法建築」というフレーズが脳内に浮かぶ。いや違法ではなく合法であり、「長さ3.4m以下で幅1.48m以下、高さは2.0m以下」という軽自動車規格にちゃんと収まってはいるのだが。
運転席に乗り込んで走り出すと、さすがに最初の一瞬は、普通の車(2Lぐらいのエンジンを積む、さほど背が高くない乗用車)に慣れきっている身としては「……遅っ!」「箱型だから上のほうが重い感じがして気持ち悪っ!」と思ってしまう。
だが不思議なもので、5分、いや2分も運転していれば慣れてしまうというか、違和感を感じずに運転できるようになる。
そこに関する詳しいメカニズムや因果関係は、できれば筆者ではなく他の真面目な自動車評論家諸氏に尋ねてほしい。だがいずれにせよこの感触が、「煮詰めに煮詰めた」という2代目N-BOXの本領の一端なのだろう。
「あぁ、こりゃいい車だわ……」などと独りごちながら、おっさん(筆者)は黄色い2トーンカラーの軽自動車に乗って青山から渋谷にかけての国道をズンズン進んだ。
乗り心地は良く(というかすぐに身体になじみ)、エンジンの力強さも十分。や、もちろん昭和的な感覚で言うなら「遅っ!」なのだが、今はそんな時代ではない。周囲の流れと法規にもとづいてスマイリーに運転する限りにおいては、これでぜんぜん十分だ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
【あなたはどっち?】クルマの購入は計画的に! 買うなら「ローン」か「一括」か問題を考える
クルマ好き男性にそっと教えてあげたい。同乗女性からの“格付け”をガタ落ちさせる「ヤバい仕草」4選
【すでに販売枠終了の噂】新型「GRカローラ」日本初公開。台数制限ナシでもまた買えないのか…?
【アルヴェルオーナー必見】「レグノ」の新作「タイプRV」は、後席の快適性爆上がり+運転も楽しめるタイヤだった
【高性能なだけではダメ?】新型GRカローラが先輩GRヤリスを超える“伝説の名車”に育つ鍵はナラティブ(物語)にあり
【今さら聞けない】車好きが得意げに語る「FF・FR」って何ソレ? 雪道で四駆が強い理由も解説
GRスープラ“最終仕様”日本初公開に「カッコいい」「生産終了が惜しい」の声…300台限定で今春投入
【本当はどうなの?】再々販「ランクル70」オーナー評価…燃費、盗難など「不便」は当り前。MT待望論も
【BEV戦略は撤回】ボルボの頂点「XC90」が末期でも大幅改良の背景。BEVより注目度も高そう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!