静けさの電気か、トルクのディーゼルか。アウディが示した2つの選択、あなたはどっち派? 新型「Q5」&「A6 スポーツバック eトロン」試乗
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:アウディ ジャパン 5
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:アウディ ジャパン 5
箱根の山道を走らせてみた。総電力量100kWhというかなり巨大なバッテリーを搭載しているため車重は2230kgと重い。
後輪駆動、最高出力280kW(367ps)、最大トルク565Nm。モーター特有の特性によって発進と同時に最大トルクを発揮することができるので、身のこなしからは重さを感じない。よりハイパワーの「S6 eトロン」は前後2モーターの4WDで、あとからA6にもAWDが追加される予定だという。
発進から巡航まで静粛性が高く、加減速の途中で変速がなくスムーズなのは、電気自動車の本当に素晴らしいところ。
この静かさ、スムーズさをエンジン付きで獲得しようと思ったらとんでもなく高価な車種を買う必要がある。静かさ、スムーズさがクルマの価値のすべてはないが、非常に重要な部分なのは間違いない。快適性における電気自動車の優位性は明らかだ。
ドライブモードのスポーツを選べば、加速は大トルクを活かして、減速はパドルにより回生ブレーキの強さをコントロールすることで、山道を活発に駆け抜けることもできる。低重心であることもスポーティーな動きを手助けしてくれる。
だがこのクルマの一番の魅力はコンフォートやエフィシェンシーを選んで長距離を快適にクルージングできることだろう。だからまぁ言ってみれば万能系だ。
カタログ上は一度満充電にすれば769km走行可能。これは市販されている電気自動車としては最も長い部類に入る。さらにバーチャルエクステリアミラーとエアサスがセットになったレンジプラスパッケージを選べば走行可能距離が846kmとなる。高速走行時にエアサスで車高を下げるのだ。
試乗車はレンジプラスパッケージではなくラグジュアリーパッケージが選択されていたが、単独のオプションとしてバーチャルエクステリアミラーも装着されていた。試乗車の20インチタイヤは航続距離のみを考えれば不利なのでバーチャルエクステリアミラーとの組み合わせはチグハグとも言えるが、選択は可能。
車両価格は981万円〜。レンジプラスパッケージは1045万円。基礎充電環境があるなら無条件にオススメしたい。ないなら急速充電のコストと待ち時間が気にならない人に限ってオススメしたい。
(おわり)
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