静けさの電気か、トルクのディーゼルか。アウディが示した2つの選択、あなたはどっち派? 新型「Q5」&「A6 スポーツバック eトロン」試乗
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:アウディ ジャパン 5
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:アウディ ジャパン 5
この日は電気自動車の最新モデル「A6 スポーツバック eトロン パフォーマンス」も試した。最新アウディのネーミングルールによると、パフォーマンスはクワトロ(4WD)ではなくRWDを意味する。
電気かエンジンかという以前に、久々にアウディのセダンに接した。全長4930mm、全幅1925mm、全高1470mmなので(※エアサス非装着は1495㎜)、従来のカテゴリーでいえば「A6」シリーズに相当する。
正確にはリアハッチゲートをもつスポーツバックなのだが、これとアバント(ワゴン)というラインアップなので従来のセダンに相当するのがスポーツバックということになる。
アウディというと流し目ヘッドランプに角張ったディテールのサイバーキメキメデザインが多かったが、A6 eトロンは角が丸まっていて優しい表情に見える。試乗車のボディカラーがシャムベージュだったのでよけいにそう見えた。
実際には穴が開いていないボディ同色のグリル風パネルが目立つ。両脇のヘッドランプに見える細長い部分はDRL(デイタイムランニングライト)で、実際のヘッドランプはその下の黒く塗装されたエリアにある。フロントからリアにいたるまで、いかにもエアロダイナミクスを追求したであろうデザインは80〜90年代のアウディを思い出させる。Cd値は0.21。
ドアミラーがある位置から寄生獣みたいな棒が突き出ていて、先端には後ろ向きのカメラが。バーチャルエクステリアミラーだ。鏡面の代わりに車内のモニターに映る映像でリアを確認する。モニターの位置が自然で、戸惑うことなく使うことができた。これも空気抵抗低減のためだ。
運転席に座ると大型のモニターを2枚つなげた一体型のカーブドディスプレイがまず目に入る。視認性は良好。試乗車には助手席前にもオプションのディスプレイが配置され、3面構成となっていた。走行中も助手席の人は映像系コンテンツを楽しむことができる。
オプションのガラスサンルーフは大面積。サンシェードは付かず、代わりに透明と半透明が瞬時に切り替わる仕組みになっている。
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