スライドドア採用の新型「ムーヴ」が8月も販売好調。ヒットの要因は「価格×利便性」の合わせ技だった

ダイハツ ムーヴ

先代ムーヴからの大幅進化が人気の理由に

あるダイハツの販売店担当者は、新型ムーヴの反響について次のように話します。

「お問い合わせは日に日に多くなっていると感じています。

30年続く人気モデルのフルモデルチェンジにより、従来からムーヴに乗っていたユーザーに加え、新たに関心を持った方々からの問い合わせも増えていると感じます。とくに、全グレードで採用されたスライドドアは、利便性の高さから新型への乗り換え意欲を高める要因となっているようです。

また、比較検討されやすい『タント』は2019年のフルモデルチェンジ以降、改良が行われていないことも、ムーヴに注目が集まる背景のひとつと考えられます。

タント同様、新型ムーヴも新世代プラットフォーム『DNGA』を採用し、高い基本性能に加えて、専用のチューニングが施されました。

旧型に乗っていたお客様の中には、足回りにやや不満を抱えていた方もいましたが、実際に新しいムーヴを試乗した方からは『進化を実感した』という声もいただいています」