ジャストサイズな軽快SUV、新型アウディQ2は本当に若者向けなのか?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
カクカク・アウディことQ2は、なんというか従来のアウディより線が多い。面が多いというべきか。ショルダーラインがフロントドアのあたりで東名高速下りの大井松田を過ぎたあたりのように二手に分かれ、リアフェンダーで御殿場手前のように1本に集約される。2本の線で挟まれた部分は、ヘラで削り取ってできた平面のようで、このクルマの複雑な面構成の象徴となっている。
フロントマスクも新しい。通常、アウディ各モデルのフロントグリルはヘキサゴン(6角形)だが、Q2はよく見るとオクタゴン(8角形)で、グリル内の模様もスタッガード状。Cピラーにはシルバーの加飾パネル(ボディカラーによってパネルの色は異なる。1.4リッターに標準装備。レスオプションも可能)が装着されていて、横から見るとまずそこへ目がいく。
アウディというと、曲線的で流麗なスタイリングというイメージだが、Q2はとにかく全体に要素が多く、見方によってはやかましいデザインだ。聞けばデザイナーは“川の上流の石”を意識したそう。
上流の石はまだ川の流れにもみくちゃにされておらず、角が取れていない。いっぽう下流の石はもまれて丸くなっている。ものわかりがよくなったことを「丸くなった」と表現するように、川の石は人の性格にもたとえられる。デザイナーはQ2をカクカク、ゴツゴツさせることで、若々しさを表現したかったのだ。アウディはこのクルマで若者ユーザーを獲得しようとしているということだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!