アテンザとCX-5がマツダ流大幅改良。その中身は?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
さらに走りはアテンザ同様、前後サスにフリクション低減タイプを導入し、ブッシュ形状を変えてより自然なタイヤの動きにしたのと、CX-5に限ってはフロントサスペンションのスプリングのレイアウトを見直し、よりスムーズに上下するようにした。結果、こちらも静粛性が上がっているのと上質感が増したわけだが、とはいえやっぱり目立たない地味な改良ではある。
それよりアテンザ、CX-5共にぶつからない機能を持つハイテク安全の「i-ACTIVSENSE」の最新バージョンが搭載され、中でも話題は国産ブランド初搭載の防眩ハイビームを備えたALHことアダプティブLEDヘッドライトだ。これはメルセデス・ベンツEクラスなどがいち早く備えたもので、先行車や対向車の位置を検知して自動でハイビームロービームを切り替えるだけでなく、左右の照射角もコントロールして死角を減らし、さらに片側に4個並んだLEDの指向性を活かし、対向車のいる部分だけを消灯して相手に眩しい思いをさせないというモノ。こうした技術も今後順次下のクラスにも導入されるだろうから凄い。
だが、なにより4WD仕様に雪国では必須のヘッドライトウォッシャーを標準装備するような部分こそが、マツダのマイナーチェンジではない「商品改良」の真骨頂ではある。
マジメな話、金と手間がかかってる割りに見栄えの効く変更が少ないので、どこまで即効的な販売促進に結び付くかは疑問だが、長い目で見ればマツダのブランド価値は間違いなく上がるはず。
このマツダの理想主義、ホントにどこまで続くかが見ものですよ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
クルマはアイドリングストップする? だったら気を付けたい冬エアコンの“禁じ手”
ホンダが新「スーパーカブ110」発売! “時速30km制限”の無いパワフルな「原付二種」仕様! 世界で愛される「ビジネスバイクの“絶対王者”」が刷新して登場!
ホンダ「イブパックス」(1985年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
全日本ロード:希望ゼッケン制度を再び採用。ST1000は性能調整優遇措置導入へ。JP250はJP-SPORTに名称変更
トランプの制裁で消えた200機! 翻弄された「イラン航空」空白の10年とは
プロに聞いた「好きなクルマBEST3」人生最後の1台として選ぶ憧れの国産名車
旅を華やかに彩る「THE KUKUNA」のオリジナルワイン【心を満たす温泉宿24選】
東京オートサロン2026は屋外イベントもアツい!ホンダF1マシンが幕張を再び疾走
この価格は魅力的!メルセデス・ベンツ「Bクラス」に充実装備の「アーバンスターズ」追加
レンジローバー 2026年モデル 注目は漆黒のステルス仕様「SV ブラック」
低燃費で雨にも強い!ダンロップ 新タイヤ「エナセーブ EC205」登場
【25’ 12/8最新】レギュラーガソリン平均価格163.7円、4年2か月ぶり安値に
トヨタ新型「ハイラックス」の国内仕様はディーゼルのみ。豪州のBEV仕様は“鉱山向け”という割り切った電動化プラン
【激戦】の軽スーパーハイトSUV。新型「デリカミニ」が「N-BOXジョイ/スペーシアギア/タントファンクロス」を追い詰める!?
「スーパーワン」が“白ナンバー”ってどうなの? それでも「文句なく走りを楽しめるクルマ」がホンダから出る必然性とは
人気のクロスオーバーSUVに、なぜ便利な“スライドドア”が採用されないのか? たった1つの“例外モデル”とは
「ジムニー」にACCが付いたのは時代とユーザーが普通になったから? それでもガチ勢向け“素うどん仕様”が欲しい理由
【ついに“本物のハイブリッド”になった?】スバル新型「クロストレック S:HEV」試乗。走りの鋭さも静粛性も“従来e-BOXERとは別物”だった
「GR GT」が新開発の4.0L V8ツインターボ+ハイブリッドの“FR”になった訳。“速さ”以外にも譲れなかったこととは
新型「エルグランド」は“電動化”で値上がり確実。いま“400万円前半の現行”をお得に狙うべきこれだけの理由
「ハイラックス」が火をつけた国内ピックアップトラック人気。三菱「トライトン」に続いていすゞ「D-MAX」やマツダ「BT-50」もアリじゃない?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!