アテンザとCX-5がマツダ流大幅改良。その中身は?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
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いやはやビックリである。今、スカイアクティブ技術という名で、前代未聞の理想主義的クルマ作りを敢行しているマツダだが、なんとその理想主義をマイナーチェンジ!? もとい“商品改良”でも行うというのだ。と言うかそもそも“マイナーチェンジ”という考え方自体をやめるそうで、果たしてそれは商品改良となにが違うのだろう。
具体的には約3年弱ぶりに改良されたフラッグシップのアテンザとSUVのCX-5の同時試乗会でのことだ。
「そもそも“マイナーチェンジ”は、アメリカのGMがT型フォードに対抗するために編みだした手法なんです。その後アメリカと日本で常識になりましたが、基本はお色直し。見た目を変えて商品の新鮮さを保つのが狙いですが、我々は違う。あくまでもユーザーにその時点での最良の商品を提供すべく、新技術をなるべく早いタイミングで入れて行く。事実CX-5はこれまで既に3回改良してますから。あえて言わせていただくと、これもウチの理想主義のひとつですね」(CX-5開発主査の大塚正志さん)
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