アテンザとCX-5がマツダ流大幅改良。その中身は?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
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一方、CX-5だが、こちらはアテンザに比べ一見変更点が少なく、外観はグリルとアテンザ同様、新たにアクリルレンズが入ったライト類以外は変わってない。だが、これまた小手先の変更というより、明らかに意図を持った改良で、それは大塚さんの言う「SUVらしい見た目」にするための改良だ。
これは特に北米市場で効いてくるらしく、なぜならSUVは、乗用車の延長、つまりクロスオーバーとみられると評価されず、ワイルドなSUVに見られないと売れない。よって今回CX-5は、顔が張ってしかも横に大きく見えるように明らかにグリルを網目から太目の水平ルーバーにし、バンパー左右のスモールライト回りも同じデザインにした。
しかもこれはインテリアも同様でアテンザほど変えてはいないが、インパネセンター下の物入れの容量を拡大すると共に縦基調のメタリック加飾をやめて、横基調を強調。インパネサイドのエアアウトレットもメタリック調になって高級感が増した。
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