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走り出すとそれは、紛れもなくハチロクだった…伝説の「TRD N2 AE86レビン」が筑波で再び蘇った日

いつかTRD号を、もう一度走らせよう

そのN2レビンを現在所有するのは、ハチロク専門店「コシミズモータースポーツ」。同社の代表である輿水好則さんは以前から筆者に、「いつかTRD号を、もう一度走らせよう」と言っていた。

その長年の想いが今回叶ったのは、この個体が「富士モータースポーツミュージアム」(※)に展示されることになったからだ。あとになって考えればそれはかなり無謀な話だったが、「博物館に行ってしまう前に、なんとしても走らせよう!」と相なったわけである。

>>TRD N2 AE86レビンを写真で詳しくチェックする

そんなTRD号のコンセプトは、「N2マシンを現代に(と言っても1999年当時だが……)甦らせる」ことだった。

だからN2決戦では、当時まだ現役のレーシングドライバーであった土屋さんをもってしても、簡単には勝てなかった。チューニングカーはレーシングカーとは違い、自由奔放に作られていたからだ。

そのひとつの例が、車重だ。TRD号はN2決戦第2回当時で823kg(ガソリン残量を引いた数値)と、それでも普通に考えれば十分以上に軽かったが、プライベーターたちのなかで最も軽い車両は、700kg台前半をマークしていた。

TRD号が重たくなった理由は、6点式ロールケージやレース用安全タンクなど、プライベーターたちの模範になるべき安全装備を装着していたからだ。そして同じく、安全性を損なうリスクのある、過度な軽量化をしなかったからだろう。

※展示は10月中旬ごろからの予定。詳しくはhttps://fuji-motorsports-museum.jpを参照。

(次ページに続く)

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みんなのコメント

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  • 2024/11/12 10:09

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    もはやN2レギュレーションも関係ないし、N2ではなくN2風の別物。
    元の原型を残したTS~N2は大好きですが、このシリーズのは別物として楽しんでいます。
  • 2024/11/12 07:13

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    元祖とかじゃ無くAE86なんだよ。車名にハチロクなんて付ける馬鹿メーカーが40年前に発売したもの。
  • 2024/11/12 08:26

    違反報告

    2007年のテスト走行中のエンジンブローの原因は、クランクシャフトがねじ切れる形で折れたからだったよね。
    当時桜井さんが修復不能と判断したのは、折れたクランクシャフトがTRD USA製の特注品で現存する最後の1本だったためじゃなかったかな?

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