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トヨタ、トップ5独占 10月の登録車販売ランキング 新型シエンタが2位に!

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トヨタ、トップ5独占 10月の登録車販売ランキング 新型シエンタが2位に!

ヤリス・シリーズ 登録車の首位に

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

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2022年10月の新車販売の車名別ランキングが発表された(自販連/全軽自協調べ)。

結果を見ると、低水準だった前年同月の反動もあって、主要モデルの多くが前年実績を達成。また、新型車も好調なセールスを記録した。

登録車の10月のランキングは、部品供給不足による生産調整の影響が縮小して前年同月比33.5%増(1万4142台)にまで回復したトヨタヤリスが、6か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、本年8月に全面改良したトヨタ・シエンタが、同142.8%増の1万739台を販売して4ランクアップで位置。

第3位には、10月に一部改良を図ったトヨタ・カローラが同34.0%増(9753台)を記録して前月と同位で入った。

また、第4位には同113.1%増の8660台を売り上げたトヨタ・ライズが前月と同位で、第5位には同16.4%増(8144台)を達成したトヨタ・ルーミーが4つ順位を上げてランクインし、9か月ぶりにトヨタ車がトップ5を占めた。

2022年10月 登録車のブランド通称名別順位

1位 トヨタ・ヤリス:1万4142台
2位 トヨタ・シエンタ:1万739台
3位 トヨタ・カローラ:9753台
4位 トヨタ・ライズ:8660台
5位 トヨタ・ルーミー:8144台
6位 日産ノート:7603台
7位 トヨタ・ヴォクシー:7201台
8位 トヨタ・ノア:7166台
9位 トヨタ・アクア:7007台
10位 ホンダフリード:5858台

注目車の動きを見ていこう。

伸びるSUVモデル 新型クラウンは?

本年1月に全面改良したトヨタ・ヴォクシーは、前年同月比173.4%増の7201台を販売して第7位に、トヨタ・ノアは、同263.8%増の7166台を販売して第8位に位置。

また、マツダの新世代SUV群が健闘し、CX-5がマイナーチェンジ直前ながら同42.3%増(3077台)を記録して第16位に、9月に発売したCX-60が1738台を記録して第29位に。

8月に一部改良を実施したCX-30が、同57.3%増(1125台)を記録して第36位にランクインする。

主要ブランドの新世代クロスオーバーおよびSUVモデル群も好セールスを達成。

クロスオーバーを設定したトヨタ・クラウンは、同123.0%増の2556台を販売して第20位に。

生産体制が回復基調に乗ったダイハツロッキーは、同429.1%増(2238台)を成し遂げて第23位に、7月に全面改良した日産エクストレイルは同136.1%増(1761台)を記録して第27位に。

8月にSTIスポーツを追加したスバルフォレスターは同71.2%増の1745台を売り上げて第28位に、8月に一部改良を図ったスズキクロスビーは同113.6%増(1115台)を達成して第37位に入った。

10月の軽 タント、王者Nボックスに急接近

10月の軽自動車ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比120.0%増の1万6369台を販売して、5か月連続での首位につく。

続く第2位には、10月にマイナーチェンジしたダイハツ・タントが、同214.0%増(1万4981台)を達成して前月と同位に位置。改良版タントは発売1か月で月販目標の4倍となる約5万台の受注を記録しており、来月以降のホンダNボックスとのトップ争いは熾烈を極めるものになると予想される。

また、第3位には7月にキャンバスを全面改良したダイハツ・ムーヴが同173.6%増(9128台)を記録してランクインした。

2022年10月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報

1位 ホンダNボックス:1万6369台
2位 ダイハツ・タント:1万4981台
3位 ダイハツ・ムーヴ:9128台
4位 スズキ・スペーシア:9103台
5位 スズキ・ワゴンR:7645台
6位 ダイハツ・ミラ:7208台
7位 スズキ・ハスラー:6557台
8位 日産ルークス:6267台
9位 スズキ・アルト:6104台
10位 ダイハツ・タフト:3931台

注目モデルの成績に触れていこう。

5月に一部改良を図ったスズキ・ハスラーは前年同月比21.1%増(6557台)を達成して第7位、6月にラパンをマイナーチェンジしたスズキ・アルトは同56.9%増の6104台を売り上げて第9位に位置。

また、6月に発売した軽EVの日産サクラは1880台、三菱eKクロスEVは480台の販売を記録する。

さらに、20thアニバーサリーエディションの生産を開始したダイハツ・コぺンは同81.7%増(467台)を成し遂げた。

一方で商用車のカテゴリーでは、昨年12月に全面改良を実施したダイハツ・ハイゼットカーゴが同70.2%増(9690台)、4月に仕様変更したホンダNバンが同586.5%増(2348台)、8月にデビューした新型軽バンのスズキ・スペーシアベースが1317台の販売台数を記録。

11月に一般販売を再開するとともに、法人向けの販売も強化した軽商用EVの三菱ミニキャブ・ミーブは、同1210.5%増の249台を売り上げた。

なお、登録車と軽自動車を合わせた10月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが2か月連続での首位に立ち、以降はダイハツ・タント、トヨタ・ヤリス、トヨタ・シエンタ、トヨタ・カローラの順で続く。1万台超は前月よりも2車種増えて、4車種となった。

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みんなのコメント

21件
  • フリードがやっとギリギリで10位!
    N-BOXしか売れないからかわいそうだな、しかしながら軽自動車で1位って言われてもね~( ´∀` )
  • 私も先月、やっとノアが納車されましたが9月までより明らかに登録台数が増えましたね。9月まではノアヴォク共に毎月5千台にすら満たなかったはじです。多少は納車待ちが解消される事を願います。
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