【ノマド出荷停止のいま狙い目】軽「ジムニー」は中間グレード“XL”が本当にベストバランスかを徹底検証

ジムニー

街でも映える“本格×コンパクト”の「ジムニー」

2018年にデビューした4代目「ジムニー」は、発売から7年目を迎えた今もロングセラーを続け、納車待ちが続く人気車種である。ラダーフレームや3リンクリジッドアクスルといった本格オフロードの骨格を持ちながら、軽自動車ならではの取り回しの良さを兼ね備えている。

全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mmというボディサイズは、最小回転半径4.8mで小回りが利き、最低地上高205mmにより歩道の段差や急勾配の立体駐車場でも安心感がある。軽自動車のコントロール性能に加え、SUVらしい高いアイポイントで運転しやすいことも特徴だ。

スクエアなボディに丸目ライトという愛嬌あるデザインも人気の理由であり、女性ユーザーや初心者ドライバーから支持を集め、「ジムニー女子」という言葉も生まれている。25年4月には5ドアモデル「ジムニーノマド」も加わったが、価格差は約100万円と大きく、軽規格のジムニーは引き続き高い支持を得るだろう。

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