【ノマド出荷停止のいま狙い目】軽「ジムニー」は中間グレード“XL”が本当にベストバランスかを徹底検証

ジムニー

タウンユースなら「XL」グレードが“ちょうどいい”

ジムニーのグレード構成は安いほうから「XG」「XL」「XC」の3種類。オフロード走行を本格的に楽しむならXGも選択肢になるが、日常ユースで必要な快適装備は省かれているため、街乗り主体ならXL以上が妥当である。

XLでは、キーレスプッシュスタートや電動格納式ドアミラー、撥水加工ファブリックシートなどを標準装備。冬場に便利なシートヒーターやオートエアコンも備わり、同乗者にとっても快適性が大きく向上する。

外観面ではブラック塗装ドアミラーや全面UVカットガラス、リヤスモークガラスを採用。ボディカラーもXGの4色に対して8色が設定され、キネティックイエローやブリスクブルーメタリックといった個性的な選択肢が追加されている。

こうした装備を身に付けつつ、価格は下位のXG（5MT：165万4400円、4AT：175万3400円）より12万6500円アップの（5MT：178万900円、4AT：187万9900円）に抑えられている。もう1つ上のXCはさらに12万2100円高く（5MT：190万3000円、4AT：200万2000円）、より高い快適性や利便性を求めるかどうかが比較のポイントとなる。