新型ジープ ラングラーは軟派になった感を否めずも旧型オーナー納得の進化
掲載 更新 carview! 文:山崎 友貴/写真:FCAジャパン
掲載 更新 carview! 文:山崎 友貴/写真:FCAジャパン
さて、今一度下りて外観を眺めてみます。初期の頃の民生ジープであるCJ-5をフィーチャーしたという外観は好き嫌いが分かれるところだと思いますが、細部の造りが本当に良くなりました。こんなことを言うと多くのユーザーに笑われるでしょうが、バンパーとボディの合わせなど、他のジープモデルと同等のクオリティになっているのはラングラーファンには驚きのはずです。
またボンネットやフロントウインドゥのキャッチ、スペアタイヤキャリアなどもすべて見直され、その品質アップが11年という時間の経過を感じさせます。ボンネットにエアスクープとパワーバルジが、7スロットにメッシュカバーが追加されたことについては、悔しがるJK型オーナーが多いかもしれません。
今回のトピックとしてはボディの大幅な軽量化が挙げられますが、旧型アンリミテッド・スポーツと比べてみると、なんと70kgも軽くなっています。アルミやマグネシウム素材を使ったとは言え、これはすごいダイエットです。また、取り外しが可能なルーフ「フリーダムトップ」の軽量化、取り付け機構の見直しが行われ、JK型の時よりもオープンエアが楽しめるようになったのは、ラングラーでのライフスタイルを広げてくれるのではないでしょうか。
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