超ワイルドなジープのピックアップに砂漠に特化した新モデル。「グラディエーター・モハベ」登場
掲載 更新 carview! 写真:FCA 9
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FCAは2月6日、シカゴオートショーで、ジープのミッドサイズピックアップ「グラディエーター」の新モデルとなる「グラディエーター・モハベ」を初披露した。ジープ初の“デザート レーテッド”バッジを備える第一弾で、砂漠や砂地における優れた走行性能が追求されている。
“デザート レーテッド”は、ジープが新たに展開するシリーズ。同ブランドは、これまでに“トレイル レーテッド”という、ジープの中でも一段と優れた走破性を持つモデルだけに与えられる独自の基準を設けている。今回ジープが新たに設定した“デザート レーテッド”は、砂漠の走行に求められる諸々の性能を満たすモデルのみに与えられる称号となる。
その性能とは、「ライドコントロール&スタビリティ」「トラクション」「グランドクリアランス」「マニューバビリティ(操縦性)」「デザート プロウエス(砂漠性能)」の5項目。それぞれの項目に基準が設けられ、たとえば砂漠性能では、高温下や荒い砂利、ルーズなグラベル、ダストという具合に、クルマにとって厳しい環境下でも十分に使用できることが条件として課されている。
メカニズム面では、特製のFOXサスペンションが与えられ、タンク別体式のショックアブソーバーの採用や、フレームおよびアクスル、ステアリングナックルの強化、フロントサスペンションのリフトアップ(1インチ)、スキッドプレート装着による車体下部の保護といったスペシャルチューンが施される。
4WDシステムは、複変速機付きのコマンドトラック4×4システムを備え、リアのデフロック機構も備える。
一方、インテリアには、ヘッドレスト一体型のホールド性を高めたフロントシートが奢られ、ドライブフィールの向上が図られている。
ジープ グラディエーター・モハベの北米における発売は、2020年第2四半期が予定されている。
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