たとえば中年おやじがミラ トコットに乗るとどう感じるのか?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:小林 俊樹 6
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今、「新時代の国民車」が待たれている。や、それを待っているのはわたしだけという可能性もあるため、言い直そう。
「わたしは、安価だが高機能かつ低燃費で、それでいて何かとイケてるジャストサイズな実用車=新時代の国民車が欲しい」
スーパーカーなどいらないし、スポーツカーでさえ個人的には不要だ。3列シートのミニバンも特にはいらない。ただ「クルマがある生活」というのはやはり素晴らしく便利なので、何らかの自家用車は欲しい。
しかし今ひとつ賃金が上がらないなか、「クルマを買うなら100万円台で手を打ちたい」というのが偽らざる本音だ。それが難しい場合でも、個人的な予算上限はせいぜい200万円台半ばぐらいだろうか。
もちろん、それぐらいの予算で買える安価な新車も世の中にはたくさんある。だがそういったクルマは総合的な満足度の面で、そして特に「おしゃれ感」の点で、残念ながら受け入れ難いモノである場合も多い。
どこかに新時代の国民車、すなわち「安価だが高機能かつ低燃費で、それでいて大のオトナが乗るにふさわしいおしゃれ感もある、邪魔くさくないサイズの実用車」はないものだろうか?
それを探し出すため、わたしはこのたび「一般社団法人 全日本国民車評議会」を(脳内にて)設立し、実地調査に乗り出すことにした。初回の調査対象はこのたびダイハツより登場した注目の軽自動車、ミラ トコットである。
※本文中に誤りがあったため修正いたしました。(8月20日)
修正前:高燃費
修正後:低燃費
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