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ぬいぐるみ系デザインの完成形ダイハツ ブーンは国民車としてどうか?

国民車目線で見るとちょっと違う

走り出してみても微妙なすれ違いは続く。いや、とはいえ普通には走るのだ。特に危険なく走行させることは十分可能なダイハツ ブーン スタイルではある。

だが「運転者がハンドルを切る」という入力に対しての出力(曲がり始めること)が常に感覚的には0.2~0.3呼吸ほど遅れて発現するため、運転していてしっくりこないのだ。

これが0.2~0.3ではなく0.5呼吸遅れだと「かなり違和感あり」なのだが、ブーン スタイルは決してそこまでではない。普通に乗ろうと思えばわりとフツーにも乗れる。ただ気持ちよさ視点で見ると、しっくりこないのである。

市街地を抜けて高速道路に入ると、100km/h巡航時のエンジン回転数はだいたい2500回転ぐらい。エンジン自体はまあまあ静かだが、風切り音は小さくない。そこから追い越しをかけようとするとエンジン音も盛大にうるさくなり、レーンチェンジをしようにも例によって(感覚的には)0.2~0.3呼吸遅れでグラっと曲がるところがある。

……以上のとおりこのたび登場したダイハツ ブーン スタイルは、その「小鳥さん顔」には大きな価値を認めるものの、性別不問であまねく乗られるべき大衆実用車=国民車としてのポテンシャルは備えていないと、少なくとも筆者には感じられた。

無論、地方都市に住む若いOLさんなどが主に通勤のために使うのであれば悪くない存在だとも思う。ステキな小鳥さん顔だし。その場合も「同じダイハツの軽自動車でもいいんじゃない?」とのアドバイスをしてしまう可能性はあるが。

もちろん、こういったリッターカーの存在自体が今のところまだ貴重だ。その意味で、筆者としては「次期型のブーン」に期待したいと思っている。

全日本国民車評議会(通称:国民車会議)議長としての勝手な評価まとめは以下のとおりだ。

【ブーン スタイル STYLE“SA III”(FF)=152万2800円】
・車両価格:★★★★☆(お安い)
・気持ちよく走れる度:★☆☆☆☆(クルマ好きには向かない)
・燃費:★★☆☆☆(カタログ値とかなり違う)
・積載性:★★★☆☆(4人乗車でもまあまあ)
・おしゃれ度(外観):★★★★☆(絶妙な小鳥さん顔)
・おしゃれ度(内装):★★☆☆☆(洋品店っぽい)

・総合国民車度:★☆☆☆☆

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