ライズ、RAV4好調でSUV市場拡大。ロードスター人気再燃【ボディタイプ別売れ筋・12月】
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ミニバン部門は、計4万3472台で登録車全体に占めるシェアは26.4%。この市場は過去1年、20%台後半で推移しており、登録乗用車の4台に1台はミニバンという構図を保っている。そうしたなか、トップ5は順位こそ入れ替わりがなかったが、変化の兆しが見られた。
首位はトヨタ「シエンタ」が守ったが、前月比3割減と台数が大幅に減少。一方、2位のホンダ「フリード」は、前月比1.2%増と台数を伸ばしてきた。フリードは10月18日に大掛かりなマイナーチェンジを実施しており、デザインを変更するとともに新グレードを追加するなどした。これによりシエンタの潜在顧客の一部がフリードに流れたと見ることができそうだ。
3位にはトヨタ「アルファード」がランクイン。トヨタの大型ミニバンは5183台を登録し、そのわずか78台差でトヨタ「ヴォクシー」が続いた。また、そのあとにはヴォクシーのライバル日産「セレナ」がランクイン。3位から5位まではいずれも前月からの落ち込みが少なく、安定した人気ぶりを印象づけた。
なお、ミニバン部門には、12月から新たにトヨタ「グランエース」が加わった。発売が12月16日で年内の残り日数が少なかったため、40台と限られた台数が登録されるにとどまったが、この3列/4列シートの大型ミニバンが、今後どの程度台数を伸ばしてくるのか興味深いところだ。
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