MINI雪上試乗会を報告 クロスオーバーJCWも
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:BMWジャパン、九島 辰也
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:BMWジャパン、九島 辰也
クロスオーバーのJCWも待ち遠しいが、年明け早々に行われたデトロイトモーターショーではミニロードスターがワールドプレミアムされた。コンセプトカーではクーペと同時に発表されたが、市販車は半年遅れということになった。
もちろん、この辺はマーケティング戦略的な背景もあって、たとえネタバレしてようとも新型車を間隔を置きながら登場させ、常にファンを飽きさせないようにしている。まぁ、迎え入れる我々もそれは重々承知しているが、実車がリリースされるとその出来映えに毎度のことながら驚かされてしまうのも事実である。
ロードスターのあとはクロスオーバーのクーペ、ペースマンあたりだろうか。いやいやその前にミニモークの現代版、ビーチコマーなんてのも実車化されるかもしれない。
では、ミニEVはどうなるのかだが、耳にしたところによると、現行型はあくまでも使い方のテストであってそれがそのまま販売されることはないらしい。市販車は世代を進化させたBMW i3と同様のEVシステムで、i3のリリース後になるそうだ。そしてカタチもこれまでとは違うEV専用ボディのミニになる。なるほど、その方がミニっぽいかも。
ということで、まだまだ増殖するミニ。その意味ではクラシックミニと似た路線を走るが、明らかに異なることがひとつある。それは国籍色が薄まっていること。どうやらミニの首脳陣は英国車でもなくドイツ車でもない“無国籍のミニ”をつくろうとしている。それを証拠に、このところの国際試乗会では英国フラッグを目にしていない。あるのはそのときのテーマ。今回はいたるところにスノーマン(雪だるま)のイラストが描かれていた。そんなことが出来るのもミニなんだよね。
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