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トヨタ86大幅改良を速攻試乗。BRZを上回る質感向上だが課題もある

16インチも、17インチ×ザックスも熟成度が高い

話がいきなり核心からになってしまったが、もちろん他にも様々に改良がなされている。最高出力はBRZと同様に207psとなり、最大トルクも21.9kgmへとわずかに増加。あわせてファイナルギアも4.1から4.3へ変更されたことで、加速とレスポンスが向上した。もっとも効果絶大、とは僕は感じなかったが、動力性能的に少し元気な印象を与えることは間違いない。

今回はBRZと違って試乗がショートサーキットのみに限定されたのが残念だが、走りの印象は冒頭の通り、意表を突かれた新鮮な感覚から始まった。

特に最初に試乗したのが、BRZの試乗会にはなかった16インチサイズのタイヤを装着したモデルであるGグレードだったので、余計に「BRZとは違う!」という感じを強く受けたのは間違いない。

このタイヤは17インチのミシュランから比べると当然マイルドな乗り心地であり、限界性能も低くすぐにタイヤが流れていく。しかしそれでも駄目と思わせないどころかむしろ、この味も相当に良い! と思わせるレベルに到達していた。しかも最初に記した通り、ハンドルの滑らかな感触が際立っていて、大人っぽくなったなと素直に感じる。

一方、その後に17インチのミシュランとザックス社製のショックアブソーバーを備えたGTリミテッドを走らせた。先ほどの16インチ以上に粘りがあるが、さらにクルマ全体がGよりもカッチリと感じるのが魅力だ。また、ショックアブソーバーが粘って限界性能を引き上げるため、より落ち着いた印象の乗り味を生み出していたのだった。

86KOUKIは、あらゆる面で「深化」という言葉を使って進化の中身を表現する。そして言葉通り、確かに深みを感じさせる乗り味走り味を手に入れていた。というわけで、BRZ同様に、今回のビッグマイナーチェンジが施された両社のハードウェアに対する僕の評価は極めて高い。

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