「ジープじゃ寒いんです!」から生まれたスバルの4WDとレガシィに至るまでの歴史とは?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部 69
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雪の多い地域に行くと、スバル車をよくみかけます。実際、スバルのクルマは雪道に強いという定評があります。
スバルといえば4WDというイメージは、初代「レガシィ」によって広まりましたが、実はそのご先祖様にあたる「レオーネ」の時代から、すでにスバルは4WDを得意としていました。スバルがなぜ4WDを得意とするのか? 青森で開催された雪上試乗会で、その経緯を聞くことができました。
スバルの新車情報・カタログはこちら1960年代、東北電力は冬場の送電線の点検や修理などにジープを使用していました。当時のジープは幌屋根で車内は鉄板むき出し、乗り心地も快適というには程遠いもので、さらには暖房の効きも弱く、従業員から敬遠されていたといいます。
管理側からみても、故障が多く、燃費も良くないジープは、走破性を除くと使いにくい。そこで東北電力はFF車(前輪駆動)だった「スバル1000(のちのff-1)」のバンを改造して、後輪も駆動する4WDが作れないかとスバルディーラーの宮城スバルに相談します。
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宮城スバルの常務、工場長、サービス課長によるプロジェクトが結成され、なんと10ヶ月で試作車を完成させます。その中身は、当時提携関係にあった日産のFR(後輪駆動)セダン「ブルーバード(510型)」のリアサスペンション、リアデフ、プロペラシャフトをスバル1000のリアの足回りに組み込むというものでした。
雪の多い山形県の月山にクルマを持ち込みテスト走行をしてみたところ、これが素晴らしい走破性能を発揮します。この結果を元に、富士重工(現スバル)に生産化を提案することとなったのです。
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