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「ジープじゃ寒いんです!」から生まれたスバルの4WDとレガシィに至るまでの歴史とは?

「スバル1000」から「ff1」、「レオーネ」へ

宮城スバルで作られた試作車は富士重工に持ち込まれ、テストを開始します。その中にはスバルのモータースポーツの礎を築いた、小関典幸氏もいたそうです。

各種テストを実施したところ、二輪駆動と四輪駆動の性能差は歴然。「これはやるべき!」ということで市販化に向けて動き出します。

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当時の富士重工の記録によれば、電力会社、警察、自衛隊、医療関係、建築関係に加えて、キャンプやスキーや釣りなどのレジャーでも4WDの需要が期待できるのではないかとあり、このあたりにもスバルの4WDに対する先見性がうかがえます。

開発が始まってわずか4ヶ月で試作車は完成。その2ヶ月後にはモーターショーでも発表され、さらに2ヶ月後には東北電力に5台が納車されました。また、長野県の白馬村と飯山市の農協にそれぞれ1台ずつ、防衛庁に1台、計8台が限定販売されたのです。

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ちなみにスバル1000をベースに開発が始まったプロジェクトですが、スバル1000がマイナーチェンジで「ff-1」となったため、限定販売された8台はff-1 1300Gベースの「スバル ff1 1300G バン 4WD」として製造されています。

この8台のff1 1300G バン 4WDの開発で得た知見は、1972年にff-1 1300Gの後継モデルである「レオーネ」のエステート(ワゴン)に設定された“世界初の乗用車型量産4WD”の誕生として実を結びます。その価格は79万8000円でした。

(次のページに続く)

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  • 2024/2/15 12:00

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    私はジムニー乗りですが、北海道ではスバルの四駆が圧倒的に人気だったと量販店担当者から聞きました。
    オフロード用というよりも、雪道を意識した日常的な使い勝手の良さが評価されているのでしょうね。
  • 2024/2/15 13:17

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    技術者のはしくれとしては、報奨金が少ないのが気になりましたね(^-^;
    だから日本の技術は進歩しないんですよ!!
  • 2024/2/15 12:29

    違反報告

    他メーカーのなんちゃってSUV勢は雪道で全く動けなくなっていたのにフォレスターだけは普通に走って行っていた。
    スキー、スノボする人に人気なのもフォレスターですよね。

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