アイサイトがRJCを受賞 ハイテク安全が10万円
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
フォルクスワーゲンのTSIエンジンやメルセデスのクリーンディーゼルエンジンなど、これまで画期的な自動車技術を表彰してきたRJCテクノロジーオブザイヤー。RJCとは1991年に設立された団体で、正式名は日本自動車研究者・ジャーナリスト会議。モータージャーナリストが中心のCOTY(日本カーオブザイヤー)とは違い、大学で教鞭を執る自動車工学の研究者などが多数名を連ねるのが特徴だ。
そんなRJCが2010年にもっとも高く評価した自動車技術が、レガシィの搭載するアイサイトだ。
アイサイトが目指すのはズバリ「ぶつからないクルマ」。クルマは便利さや楽しさをもたらしてくれる素晴らしいものだけれど、その一方で交通事故と環境問題という課題を突きつけられているのも事実。もし交通事故ゼロ、環境負荷ゼロのクルマが登場すれば、こんなに嬉しいことはない。
いまはまだ夢物語に聞こえるが、そう遠くない将来、ドライバーのうっかりに起因する事故は大幅に減るのではないか・・・そんな希望を抱かせてくれるのがアイサイトである。
アイサイトとはいったいどんな技術なのか? 詳しく見ていくことにしよう。
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