エクストレイル ハイブリッドでエコラン大会。ハイレベルな争いの結果は?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
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一番いいのは、EV走行でスタートし、その長さにはとらわれず、EV走行からエンジンによる駆動に切り替わった後、エンジンが生むエネルギーが駆動だけでなく充電にも振り分けられている状態を維持することだそうです。ハイブリッド車ユーザーにはおなじみの、エネルギーフロー表示で、エンジンからのパワーがタイヤにもバッテリーにも伸びている状態ですね。
エンジンパワーが充電にも振り分けられるということは、エンジンの効率が高いゾーンにあるという証拠。なおかつバッテリーもエネルギーが貯まっていくので、後々必要な時に十分にパワーを取り出すことができ、さらに燃費が向上するという循環です。
その状態をできるだけ長くつくり出すには、メリハリのある加速で早めに巡航速度に達し、そこからは一定速度を維持するということに尽きるようです。もちろん、不要な車線変更はせず、急加速だけでなく急減速も避けなくてはなりません。ブレーキパッドをつまむブレーキングを減らし、なるべく回生ブレーキで減速するのが理想です。
豆知識をひとつ。信号待ちなどでの停止時にはしっかりブレーキを踏むこと。そうすることでクリープ機能がカットされるため、わずかながら燃費向上に寄与します。最低限の力でブレーキを踏んで停車している状態だと、クリープ機能が活きたままで、その分だけよけいにエネルギーを使ってしまうというわけです。
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