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合言葉は「壊してくれてありがとう」。レースで鍛えられた新型GRヤリスの過激すぎる進化の中身

レース現場の声を反映したデザイン変更

エクステリアには、モータースポーツ現場の声が反映された。

フロントバンパーは、冷却性能高めるために開口部を広げ、ホイール周りを整流し空力性能も向上させた。さらに、ラリー競技においてバンパーサイドが壊れやすいことに着目。修理性の向上と修理費抑制のために3分割構造を採用する。

またロアグリルは、従来樹脂製だったものをスチール製へと変更。飛び石やタイヤカスが当たっても割れずに潰れることで、インタークーラーを保護しレースでの生存率を高めてくれるという。

「モータースポーツの現場では、実際にレーシングチームが樹脂(のグリル)の後ろに金網を取り付けていた。だったら最初から金網にしようということで採用した」(齋藤CE)

リア周りでは、テールランプが一文字へと変更されたことが大きな違いだ。これは、レーシングドライバーで新型GRヤリスの開発ドライバーを務めた大嶋和也選手が、リアから見た時にGRヤリスならではの特別感が欲しいという一声で採用が決まったという。

また、バンパーロアに装備されていたバックランプは、ラリー走行中に飛び石で破損することが散発したためリアガラス下へと移動。さらに、リアスポイラーに装備されていたハイマウントストップランプは、スポイラーを容易に交換できるようこちらも車両中心部へと移設された。

ドラポジ変更と“ヤリスと同じ”からの脱却

インテリアが大きく変更されたのも新型GRヤリスのトピックだ。

従来はヤリスとほぼ共通デザインだったが、ドライビングポジションを25mm下げステアリング位置を変更。ポジションの変更に伴い、意匠性を排しS耐や全日本ラリー車両のようなレーシングカー然としたコックピット風デザインへと改められた。

さらに、ハーネスで体をシートに固定した状態でも使いやすいようスイッチレイアウトを見直し操作性を高めたほか、ポジションの変更に伴い、ドアスイッチの位置も変更されるなど、細かなチューニングが施されている。

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  • 2024/1/12 10:20

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    乗りこなせる人はほとんどおらんと思うが
    こんな市販車があってもいいと思う
  • 2024/1/12 11:10

    違反報告

    GRMNヤリスに当選してサーキットで走ってるけど、周囲でも「壊れた」って話は滅茶苦茶よく聞く。
    幸いMNはまだ壊れていないけど、モテギを20分位周回したら、AWDシステム高温の注意表示が出て出力制御が入ってクーリングせざるを得なくなった。
    コンパクトな代償に機械的に無理のある仕組みなのである程度仕方ないのはわかるが、素人の全開レベルで1走行枠持たないのはちょっとなと思う。
    このマイチェンモデルでは馬力アップとかも羨ましいが、とにかくクーリング系を強化してきたのは「ちゃんとわかってるな」感があって素晴らしい。
    スポーツカーはこうやって改善を続ける事が大事だよね。
  • 2024/1/12 11:03

    違反報告

    マジで面白そう!あのオプションの縦引きパーキングブレーキが強烈!
    ラリーしないからわからなかったけど縦に引きたいんだ!
    めちゃくちゃ操作しにくそうだけどめちゃくちゃ面白そうだ!

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