「政治家なのにクルマ好きとして親近感がわく」の声…高市早苗新総裁の愛車「スープラ」に再び脚光。どんなクルマ？

セリカXX

現行モデルは2019年に復活した5代目

2002年に一度生産が終了したスープラですが、2019年にTOYOTA GAZOO Racingが手掛けるスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルとして復活を果たしました。

BMWとの共同開発によるプラットフォームとパワートレインを採用し、2.0L直列4気筒ターボと3.0L直列6気筒ターボの2種類をラインナップしています。

上位グレードの「RZ」には3.0L直列6気筒ターボ（B58型）エンジンを搭載し、最高出力387PS／最大トルク500Nmを発揮。0-100km／h加速は約4.1秒を記録し、豪快さと滑らかさを両立したフィーリングが特徴とされています。

一方、2.0L直列4気筒ターボ（B48型）搭載モデルの高性能グレードとなる「SZ-R」は最高出力258PS／最大トルク400Nmを発揮。軽快なハンドリングと優れた燃費性能を実現しています。

トランスミッションは8速ATが中心ですが、RZは6速MTも選択可能で、理想的な前後50:50の重量バランスとFRレイアウトにより、ドライバーの意のままに操れる高い旋回性能を誇り、価格は499万5000円からとなっています。

2025年10月時点でcarview!に寄せられたユーザーレビューの平均総合評価は5点満点中4.3点と高く、「所有欲を満たしてくれるデザインと直列6気筒＋マニュアルミッションの組み合わせが最高」「エンジン音がよすぎる。本当によくぞ復活してくれた」といった熱いコメントが寄せられています。

このように、スープラは1978年の誕生以来、直列6気筒エンジンを搭載したFR車として、世代を超えて多くのユーザーから支持され続けているモデルですが、現行スープラも2026年春に生産が終了することがアナウンスされています。

（終わり）

（写真：トヨタ）