「政治家なのにクルマ好きとして親近感がわく」の声…高市早苗新総裁の愛車「スープラ」に再び脚光。どんなクルマ？

スープラ（A70）

トヨタを代表するスポーツカー「スープラ」

スープラは、1978年に誕生したトヨタを代表するスポーツカーです。

当初は「セリカ」の上位モデルとして北米市場向けに販売され、日本国内では「セリカXX」の名で販売されていました。

1986年に登場した3代目以降、国内でも「スープラ」の名称に統一され、直列6気筒エンジンとFR（後輪駆動）というレイアウトを継承し続けています。

高市早苗氏の愛車として知られるのは、この1986年〜1993年にかけて生産された「A70型」です。

セリカとの関係を解消し、スープラとして独立した初のモデルで「ソアラ」と共通のプラットフォームを用いることで高級スポーツクーペとしての性格を強め、全長・全幅を拡大し3ナンバーサイズへと大型化しました。

また、パワートレインには、2.0Lから3.0Lまでの直列6気筒エンジンを搭載し、ターボ仕様なども用意され、フロント部分にはリトラクタブルヘッドライトを搭載し、時代を象徴するスタイルを取り入れました。

さらに、取り外し可能な「エアロトップルーフ」を設定することで、スポーツカーらしい走りとオープンエアの開放感を両立させたモデルとなっています。

なお、高市氏が乗っていた「A70」は現在、奈良トヨタ「まほろばミュージアム」に寄贈されており、往年の名車としてその姿を実際に見ることができます。