高価だし入手困難ではあるが…性能を踏まえると高コスパな4WDスポーツマシン「GRカローラ」のススメ
掲載 carview! 文:加藤 英昭 46
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最近では自動車の電動化・自動運転化が着々と進んでいく中、クルマを運転する楽しみということにスポットが当たりにくくなってきている。しかし、クルマ好きに刺さる「走りに魅力があるクルマ」はまだ多く存在する。
そこで自動車変革期のいまだからこそ乗ってほしいクルマをピックアップ。今回は国産新車「4WDスポーツカー」編の第2回で、トヨタ「GRカローラ」を紹介していく。
カローラシリーズは、ベースとなるカローラ(セダン)のほかに、カローラスポーツ(ハッチバック)、カローラツーリング(ワゴン)、カローラクロス(SUV)のほかに、GRカローラというスポーツバージョンを設定し、全5モデルのラインアップとなる。中でもGRカローラは、テレビCMなどでは5モデルの中でセンターを走り、カローラブランドのイメージリーダーとしても注目を集めている。
GRカローラが発表されたのは2022年4月。カローラスポーツのボディを基本骨格として、フロントを60mm、リアを85mmワイドトレッド化して見た目をスポーティにしただけでなく、スポーツ走行時の安定性・コントロール性を大幅に向上させている。
パワートレーンは、「GRヤリス」に搭載された小型軽量ハイパワーユニットをさらに高出力化(※GRヤリスの改良により現在の最高出力は304psで同じ)。これにGRヤリスと同様、電子式多板クラッチによる前後駆動力可変システム採用のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」をGRカローラ仕様に最適化して搭載しており、高いトラクション性能を実現しながら、限界領域でも安心・安全にコントロールできるクルマに仕上げている。
GRカローラには、ベースとなる「GRカローラ RZ」のほかに、2シーターモデルの「GRカローラ モリゾウエディション」を設定。同車はリアシートを撤去し、乗車定員を2名としたことで約30kgの軽量化を実現したほか、エンジンの最大トルクをRZの370Nmから400Nmに向上させており、より中回転域のトルクを高めることで加速性能を向上させている。
さらに10mm拡幅したハイグリップタイヤを採用したほか、インテリアでは専用セミバケットシートやステアリングにはウルトラスエード表皮を採用するなど、よりスペシャライズされた仕様としている。ちなみにモリゾウエディションは70台の限定モデルだ(すでに完売)。
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