痛快かっとび軽ターボはなんと4ナンバーだった! 性能も見た目も乗り手を選んだ初代スズキ「アルトワークス」
掲載 carview! 文:横田 宏近 35
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1980年代後半、日本車は「DOHC」「ターボ」「4WD」といった先進技術をものにして、“楽しいクルマ作り”に集中する。その象徴的な存在が、1987年デビューのスズキ「アルトワークス」だった。僅か550ccながら、速さは1.6Lスポーツに匹敵。しかも当時、税金面で有利だった4ナンバーの商用車登録なのである。なんとも愉快な日本の宝物を紹介しよう。
日本が誇るマイクロスポーツ、それがアルトワークスだ。軽自動車の制約のなかで、走りの喜びを徹底的に追求した超スパイシーモデルである。
アルトはいわずと知れたスズキのベーシックカー。使いやすい室内空間と、必要十分な走り、そしてリーズナブルなプライス設定を融合した、庶民の「足グルマ」だ。それは昔も今も変わらない。
しかし良きベーシックカーほど、スポーティカーのベースとして最適なのは洋の東西を問わず常識だ。あの「ミニ クーパーS」しかり、「ゴルフ GTI」しかり、実用車として煮詰められたタフなメカニズムを持つだけに、チューンアップするとその走りのポテンシャルが際立つのだ。またベーシックカーなのに「速い」という意外性は、マニアの心をくすぐるのに十分なスパイスとして作用する。
1987年2月にラインアップに加わったアルトのスポーツモデル、ワークスは、それはそれは過激なチューンアップを施した「本気のスポーツモデル」だった。
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