高価だし入手困難ではあるが…性能を踏まえると高コスパな4WDスポーツマシン「GRカローラ」のススメ
掲載 carview! 文:加藤 英昭 46
掲載 carview! 文:加藤 英昭 46
2023年8月に一部改良を実施。シャシー部品を締結するボルトの一部に締結剛性向上ボルトを採用して、ステアリング操作に対する応答性と直進安定性を向上させたほか、フロントバンパーダクト形状を改善することでホイールハウス内の空気の流れを最適化し、操縦安定性を向上させている。
2025年2月には、いっそうの進化を目指して、大がかりな改良が実施されている。大きなポイントしては、進化型GRヤリスにも採用した、世界トップレベルの変速スピードを目指した新開発8速ATの「GR-DAT」を搭載したこと。
ATでありながら、プロドライバーがシフト操作するのと同じようなタイミングでブリッピングしながらのギア選択を実現しており、サーキット走行でMTと変わらないラップタイムを目指している。
エンジンは、モリゾウエディションと同様に最大トルク400Nmまで向上させており(最高出力は304psで変更なし)、よりコーナーの立ち上がりで鋭い加速を見せてくれる。
旋回性能の進化では、前後ショックアブソーバーにリバウンド側で作動するスプリングを内蔵し、旋回時の車両姿勢と内輪の接地荷重特性を改善することで旋回中の車両安定性を向上。さらにトレーリングアームの取り付け点を上げることで加速時のリアの沈み込みを低減し、駆動力の応答性を向上させるとともに安定した姿勢でのコーナーリングを実現している。
これら以外にも、冷却性能と空力性能に関するアップデートも実施。GR-DAT搭載車にはエンジン始動時の暖機促進も兼ねる水冷式ATFウォーマー&クーラーに加え、空冷式ATFクーラーを標準装備したほか、スポーツ走行を考慮して、エンジン冷却を強化するためにサブラジエターを設定している。
(次のページに続く)
>>これぞ本物のホットハッチ。GRカローラのフォトギャラリーはここからチェック!
|あわせて読みたい|
>>正直コレはスゴイ。楽しすぎる…雪上で確かに実感した新型「GRカローラ」のマニアックすぎる進化の中身
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ゴルフカートにつける後付けクーラーだって!? 馬力アップで風量2倍! 三笠製作所が「OASISプラス」を開発! シートヒーターもあるぞ!!
岩佐歩夢「クルマに乗っていたら気が付かなかったこと」を学んだ充実した1年。FP1は“ローソン想定”で走行/F1インタビュー
レッドブル育成のリンドブラッドが今季3勝目。カンポスがチームタイトル争いに望みを繋ぐ/FIA F2第14戦レース1
F1デビュー決定のリンドブラッドが今季スプリントレース2勝目。F2デビュー2戦目のツォロフが非凡な走りで3位。宮田莉朋は14位|FIA F2ヤス・マリーナ スプリントレース
2025年も熱い戦いを繰り広げたSUPER GT……トヨタ&レクサスのGT500マシンヒストリー
価格1200万円オーバーも! 芸術性が高いコラボ時計3選──ウブロ、ピアジェ、ブルガリ
500mの本格防水かつブロンズ製で“育てる一本”に! パネライ「ルミノール」がヴィンテージ感マシマシで登場
ロマンティシズムに鋭さを添えるヴァレンティノ ガラヴァーニ──2025年の秋冬スタイルを小物でアップデートする
横型エンジンを斜めに3基積み!? 魔改造を超えたスーパーミニドラッガーが凄すぎる!!
いま“いちばん予約が取りづらい私鉄特急”!? 大阪・京都・名古屋から伊勢志摩を結ぶ超豪華な近鉄の「観光特急」の魅力とは?
ピアストリが冷遇されてる? 母国オーストラリアの上院議員が主張する珍事態。マクラーレン「物を知らないようだ」
日産ローランド、フォーミュラE連覇に向けて自信「シリーズはおそらく最も競争の激しい時代を迎えている」
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!