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購入後も覚醒し進化するGRヤリス。実際に試してわかった「サーキットモード」の“違い”と“凄さ”

電子制御で過給圧をコントロールする独自のアンチラグ

その際たる例が「アンチラグ制御」だ。

「ターボラグがあるせいでコーナーの立ち上がりでバラツキが出てしまう。色々なスキルのドライバーが同じような加速を得られるするために投入した(茶谷勝利氏)」

ラリーウェポンとして登場したGRヤリスらしい“いかにも”な機能だが、ラリーカーのように排気管の中で爆発させ“パンパン”と音が響くタイプだと触媒が傷んでしまうそうで、あくまでも電子制御で過給圧をコントロールする独自のシステムだそうだ(詳細は企業秘密とのこと)。

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また、専用デザインへと変化するメーター表示も、進化型GRヤリスの開発にも携わったレーシングドライバーの大嶋和也選手と一緒に細部までこだわった逸品だ。レブリミットに近くなると表示でドライバーに知らせてくれるのだが、赤やオレンジが一般的な中、GRのそれは青い光で知らせてくれる。

「大嶋選手に聞きながら表示の点き方や色を詰めていった。何回もやり直して今の青い色を出したら『これいいね。わかりやすい!』って言ってくれて。最後(の色)は赤がいいか黄色がいいか、目立つために色々考えたんですが、結論は青でしたね。目線をメーターに持ってきてはダメなので、前を向いて外野視で色がわかるというのを特に意識した(茶谷氏)」

表示を変え“見やすいように点く”だけなら他メーカーからも同様の機能が出ているが、GRのサーキットモードでは、表示タイミングや回転数もドライバーがアプリ上からセッティングすることができるのが特徴だ。

「どの回転でシフト操作するかは、コースだったり、タイムアタックする時や練習で走る時などシチュエーションで変わってくる。インジケーターも、ドライバーによってタイミングの好みも変わってくる。プロの好みもたくさんあったので、これは1つにできないなと思って。ピッタリと自分に合うタイミングで表示できればバラツキも抑えられる。そこを選べるようにしたのがポイント(茶谷氏)」

(次ページに続く)

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