購入後も覚醒し進化するGRヤリス。実際に試してわかった「サーキットモード」の“違い”と“凄さ”
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ、編集部 16
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ、編集部 16
開発の発端はやはりモータースポーツの現場だ。トヨタがWRC(世界ラリー選手権)で勝つために作ったと言っても過言ではないGRヤリスは、2020年の発売以降、ラリーだけでなくジムカーナや耐久レースなど数多くのモータースポーツへと投入され、壊されそして進化してきた。
「GRヤリスはカスタマーモータースポーツの現場でも鍛えてもらっていて、その中でサーキットを走る際にスピードリミットが当たってしまい満足できないという声があった。(180km/hの)自主規制はメーカーとして守らないといけないが、サーキットに行った時だけ開放して、もっともっとスピードを出せるようにできないかというのが開発の発端(茶谷氏)」
モータースポーツで得た知見を市販車に反映する、サーキットモードはまさに「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を旗印に掲げるGRならではのサービスということだ。さらに茶谷氏は続ける。
「S耐やジムカーナ、ダートラなどでエンジンをかけて止まっている時がある。皆さんボンネットを開けて空気を逃がしていたがそれでも不十分だった。なかなか水温や油温が下がらなくて結果パフォーマンスが出せなくなったり、オイルの劣化が気になってなかなか全開で走れないという課題があった。モータースポーツの現場で困っていることを聞いて作ったのがクーリングファンの制御(茶谷氏)」
スピードリミッターの解除やクーリングファンのON/OFFは、言わば足りなかったものを“補う”機能。それに加えサーキットモードには、ユーザーがサーキット走行をもっと楽しむための“プラスα”も備えている。
(次ページに続く)
◎あわせて読みたい:
>>合言葉は「壊してくれてありがとう」。レースで鍛えられた新型GRヤリスの過激すぎる進化の中身
>>異色のハイパフォーマンスモデル。LBX MORIZO RRがスポーツブランド「F」を名乗らなかったワケ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!