安全に関わる重大な課題も。S耐オートポリス戦を欠場したミッドシップ4WD「GRヤリス M コンセプト」の現在地…代役“ニュル仕様”のDAT車の実力は?
掲載 carview! 文:ハシモトタカシ/写真:トヨタ自動車 2
掲載 carview! 文:ハシモトタカシ/写真:トヨタ自動車 2
「もう1つは運動性能のところ。(Mコンセプトはエンジンをミッドに搭載することで)クルマの重心が真ん中に来るので、旋回性能は良くなっている。ただ、四駆の特性を活かして前輪・後輪にどう駆動を配分するかが非常に苦戦している。
ミッドシップを20年ぶりぐらいに作るということと、いままでトヨタがやったことのないミッドシップ4WDというところのコントロールが非常に難しく壁にぶち当たっている。『オートポリスで走らせます!』って無邪気に言った僕らが恥ずかしくなるくらい技術的にハードルが高いクルマを開発しているんだな……という状況です(高橋プレジデント)」
トヨタにとっての最後のミッドシップモデルは2007年に販売を終了した「MR-S」にまで遡る。当時の知識や経験もほとんど残っていなければ、環境規制・衝突安全性など取り巻く状況も変わっている。
「出力が落ちるだけなら(スピードが出ないだけなので)安全な方向になるからまだいいけれど、クルマの動きがドライバーが意のままにコントロールできないのでドライバーの安全そのものに関わってくる。そこがクリアできないと、サーキットに持ち込むわけにはいかない(高橋プレジデント)」
なお、搭載されるG20Eエンジンの開発は順調だそうで、それをクルマに乗せた時に熱害が出てしまうそうだ。Mコンセプトの今後の見通しについて、高橋プレジデントは次のように話す。
「もちろん次の岡山(第6戦)を目指してやってはいるが、(2つの課題が)クリアできるかわからないので、現段階で(参戦を)確約できる段階ではない」
岡山戦の開催は10月25日~26日。新しい挑戦には困難がつきまとうというのをまさに痛感しているのだろう。多くのファンが心待ちにしているMコンセプトだが、ここから約3ヶ月の間にTGRがどこまで仕上げられるのか、彼らの開発力と熱意にかかっている。
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