安全に関わる重大な課題も。S耐オートポリス戦を欠場したミッドシップ4WD「GRヤリス M コンセプト」の現在地…代役“ニュル仕様”のDAT車の実力は?
掲載 carview! 文:ハシモトタカシ/写真:トヨタ自動車 2
掲載 carview! 文:ハシモトタカシ/写真:トヨタ自動車 2
1月10日に開幕した「東京オートサロン2025」で話題をさらった「GRヤリス M コンセプト(Mコンセプト)」。
Mコンセプトは、「GRヤリス」をベースにTOYOTA GAZOO Racing(TGR)が制作したミッドシップ4WDのコンセプトモデルだが、コンセプトモデルとはいえ“ただのハリボテ”ではなく、巷では「MR2」と噂されているが、将来の市販モデルとして検討されているのは周知の事実。
筆者が東京オートサロン2025の現場で開発を主導する齋藤尚彦氏(GAZOO Racing Company GR統括部 ZR GR4チーフエンジニア)に話を聞いたところ、市販前にスーパー耐久シリーズ(S耐)の現場で「壊しては直す」を繰り返しカイゼンしていくと話してくれた。その後、関係者の話を総合すると、7月26日~27日に開催される第5戦のオートポリスでの投入に向け準備が進められていたという。
しかし7月8日に、TGRはSNS上で突然「Mコンセプトの欠場」を発表。以下はSNSに掲載されたコメントの抜粋。
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2025年スーパー耐久第5戦オートポリスへのGRヤリスMコンセプトの欠場についてのお知らせ
オートポリスでの出走に向けて開発チーム一丸となって取り組み、多くの課題を抽出し改善を続けてきましたが、止まる、曲がる、走る、それぞれにミッドシップならではの難しさがあり、よりよいクルマに仕上げるために今回の出場を見送ることとなりました。第6戦以降での出走を目指し、引き続き、モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりを続けていきます。
なお、2025年スーパー耐久第5戦オートポリスについては、GRヤリスMコンセプトは欠場しますが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースを完走したGRヤリスで出場します。ドイツにあるニュルブルクリンクは通称「グリーンヘル」と呼ばれ、高低差300m、1周25キロにも及ぶ過酷なコースです。
日本のオートポリスでは高温多湿など、性質が異なる過酷な環境下での走行を通じて新たな知見を獲得し、今後のクルマづくりに生かしていきます。
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一体Mコンセプトに何が起きたのか。オートポリスの現場で、GRカンパニープレジデントの高橋智也氏に話を聞いた。
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