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新型イプシロン、乗り味はひと昔前の仏車!?

ランチアではなくクライスラー

イプシロンといえば、1980年代半ばに登場したY10に始まるランチアの小型車として多くのエンスージアストに認知されているはずだが、そのY10から数えて3代目、イプシロンとしては2世代目に当たる新型が日本ではクライスラー・イプシロンとして発売された。いうまでもなく現在、クライスラーはフィアットの支援下にあって、ランチアとブランドの相互乗り入れをしている立場にあるからだが、それにしても敢えてランチアの名を使わなかったのは、これまでとは違う客層を狙ってのことだろうか?

とはいえ、ブランド名は何であれ、イプシロンが間違いなくフィアットのプロダクツであることは、その成り立ちを見れば分かる。全長3835×全幅1675×全高1520mm、ホイールベース2390mmというサイズの5ドアハッチバックボディのベースとなるプラットフォームは、フィアット500と基本共通のもので、最大の違いはホイールベースが500より90mm長いことにある。ちなみにトレッドの数値は前後とも500と変わらない。

ボディは500より全長が30cm弱長い5ドアで、先代イプシロンの雰囲気を受け継ぐユニークなランチア系デザインを持つが、フロントの造形、なかでも特にグリルのデザインには、PTクルーザーを彷彿とさせるクライスラーの匂いが感じられるのが興味深い。その一方で、インテリアは完璧に近年のランチアテイストで統一されている。

ヨーロッパには4気筒搭載車もあるが、日本に導入されたのはこれもフィアット500に積まれて世に出たツインエア電子制御吸気マルチエア2気筒ターボエンジンを搭載するモデルで、トランスミッションはシングルクラッチのロボタイズド5段2ペダルMTのみ。装備の違いでゴールドとプラチナの2仕様があり、前者が235万円、後者が260万円となる。

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