【あの頃、あいつが好きだった】1988年型日産「シルビア」美しきスペシャルティクーペはしなやかな走りが魅力
掲載 carview! 文:横田 宏近/写真:日産自動車 52
掲載 carview! 文:横田 宏近/写真:日産自動車 52
今回は、1988年5月に登場し、若者を魅了した日産の名車「シルビア」を紹介しよう。シルビアは、今年の秋に久々に復活するホンダ「プレリュード」と同ジャンルのクルマ。当時、抜群の人気を誇ったスペシャルティカーの代表格だった。
S13型シルビアは、当時プレリュードが支配していたスペシャルティカー市場をターゲットにした日産の自信作。開発は20代の若手スタッフが中心となり、デザインと性能の両方に力を入れていた。
ラインアップは CA型の1.8L自然吸気ガソリン(135ps)の「Q’s(キューズ)」、「J’s(ジェイズ)」と、同じくCA型1.8Lのガソリンターボ(175ps)の「K’s(ケーズ)」の3グレード構成で、1991年1月にはすべて2.0LのSR型エンジンに変更された。
サスペンションはフロントはストラット式、リアはマルチリンク式を採用し、オプションで4輪操舵感覚のスーパーHICAS(ハイキャス)も選ぶことができた。
S13型シルビアの魅力は、美しく伸びやかなスタイリング、FRレイアウトが生むスポーティな走り、そして先進装備など、ムード重視派にも、走り指向のユーザーにも似合うキャラクターの持ち主だった。
シルビアのデザインは、1988年のグッドデザイン大賞を受賞するほどの傑作であり、ロングノーズのクーペシルエットが特徴で、スポーティでありながらエレガントな印象も与えていた。
また、フロントマスクの“SILVIA”の文字が印象的で、無駄のないデザインが高次元でまとめられていた。
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