新型「RAV4」は本当にスキなしか? ドイツの優等生「ティグアン」とスペック比較してみた
掲載 carview! 文:編集部 41
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5月21日に発表された新型「RAV4」。新世代デザインを採用し、しかも「コア」、「アドベンチャー」、「GRスポーツ」という3タイプから選べるようにするなど、得意のスキのないクルマ作りで発売前から大きな注目を集めている。
だが一方で、従来設定されていた純エンジン車が廃止されることもあって価格は上昇する見通し。正式な発表前ではあるものの、ハイブリッドとPHEVの2本立てであることなどから、スタート価格は460万円ぐらいと予想されている。
となると、価格帯はもはや輸入車とほとんど差がない。サイズや予想価格からライバルとして浮上するのはフォルクスワーゲン「ティグアン」(487万1000円~701万6000円)。
そこで新型RAV4とティグアンと比べつつ、RAV4の戦闘力の高さを探ってみたい。
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まず、両車のボディサイズの比較から。
RAV4|全長4600mm×全幅1855mm×全高1680mm、ホイールベース2690mm。
ティグアン|全長4545mm×全幅1840mm×全高1655mm、ホイールベース2680m
サイズはRAV4の方が全体的に少し大きいが、ほぼ同サイズといえる。新型RAV4のデザインは凝縮感が強めで、迫力は明らかにRAV4が上だが、取り回しの良さを優先するならティグアンの方が有利だろう。
ラゲッジ容量も比べてみよう。RAV4の749リッターに対し、ティグアンは652リッターと100リッター近く狭いので、ユーティリティを重視するならRAV4一択となりそうだ。
(次のページに続く)
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