【いよいよ今週末に開幕!】人気急上昇中の耐久レース「S耐」の魅力とは? 一味違った楽しみ方も解説
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー/写真:編集部
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近年は、自動車メーカー各社もスーパー耐久に力を入れています。
スーパー耐久には、自動車メーカーによる開発中のモデルが参戦可能な「ST-Q」というクラスが設定されており、そこではさまざまな技術を垣間見ることができます。
たとえば、トヨタが水素エンジンを搭載した「水素カローラ」を2021年より投入しているほか、トヨタやマツダ、日産やホンダもカーボンニュートラル燃料車で走るGR86やロードスター、フェアレディZやシビックタイプRなどを投入し参戦しています。
こうした取り組みが行われるのは、自動車メーカーにとってモータースポーツが「実験場」としての役割をもっているという背景があります。
なかでも、限界ギリギリのパフォーマンスを長時間にわたって続ける耐久レースは、走りはもちろん、燃費性能や耐久性などをシビアにチェックすることのできる、またとない環境です。
また、豊田章男会長が「モリゾウ」名義でレーシングドライバーとして参戦するなど、自動車メーカーの関係者が実際にハンドルを握る様子も見られます。
さらに、2024年からはスーパー耐久の新たな運営団体として「スーパー耐久未来機構(STMO)」が設立され、豊田章男氏がその理事長に就任しています。
このことからも、自動車メーカーがスーパー耐久に力を注いでいることがうかがえます。
(次ページに続く)
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>>“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
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