“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ、編集部 21
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ、編集部 21
5月24日から26日に「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース(以下、富士24時間レース)」が行われた。
S耐は近年、日本伝統の耐久レースとして、アマチュアの最高峰であるコンペティションという側面だけでなく、レースという極限の領域でクルマを開発する「走る実験室」の側面を強めている。
その走る実験室の最たる挑戦が、スーパー耐久機構が認めた開発車両で争われる「ST-Qクラス」の「液体水素カローラ(32号車)」だろう。
トヨタは2021年の富士24時間レースより「水素カローラ」を投入し、昨年は燃料を“気体”から“液体”へと変更した液体水素カローラで耐久レースを戦ってきた。
トヨタがこのカテゴリーに水素カローラを投入する目的は、同社が「仲間作り」と呼ぶように、水素技術の開発を聴衆の前でアピールすることが1つ。もう1つは、レースという極限状況の中で短期間かつスピーディ(=アジャイル)に開発を行うためだ。
当然ながらレースは開催日程が決まっており、クルマをレースまでに仕上げなければならない。しかも、長いスパンではなく約2ヶ月という短い期間で次のレースがやってくるため、否応なくスピードが要求される。
さらに、“想定外”が頻発するレース本番において、突発的なトラブルに素早く対処するためにエンジニアの“対応力”も鍛えられる。
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