新型クラウンは歴史の呪縛を解かれパーソナルカーの性格を強めた
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:望月 浩彦
新型では大胆なまでの変革を断行する。「クラウン」のチーフエンジニアはそう決めていたという。先代も、イナズマグリルと揶揄される保守層には受け入れがたいデザインを採用したり、ピンクのボディカラーをまとってみたりと色々試してはみたが、ユーザー層は変わらなかった。表面的な変化ではなく、本質から変わらなければ。そう考えるのは当然だろう。
期待や想像を超える変化。その象徴がクラウン初の6ライトを採用したクーペライクなフォルムだ。賛否両論あるだろう。個人的にも、このスタイリングの良否は、まだ判断できないでいる。けれど、従来のアスリートのイナズマグリルなんて呼ばれていたラジエーターグリルが廃されたのにはホッとしたし、とにかく変わるんだという意思が、にじみ出ているのは確かだ。
「ロイヤル」「アスリート」「マジェスタ」というモデル展開も廃止となり、すべてが単にクラウンとなった。従来は、結局どれがクラウンなのかという感じになっていたところもあるだけに、イメージをハッキリさせる意味が込められているに違いない。
一方で、敢えて守った部分もある。たとえば1800mmに抑えられた全幅は、この国での取り回し性を考えてのこと。最小回転半径も5.3メートルと非常に小さい。そしてゴルフバッグ4つを収めるラゲッジスペース。今では輸入車含めて珍しくなった、天井までしっかり覆うトリムも継承されている。惜しいのは電動オープナーが備わらないことだが、何しろ全幅1800mmである。ヒンジを極限までスリム化しなければゴルフバッグ4つを収めることはできず、今回はそちらを優先したのだという。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
[パジェロ]が復活の衝撃!? 新開発の2.4Lディーゼルを搭載で2026年登場か
なぜ軽油代を支払ったはずが未払い!?…オーストラリアでは米国との習慣の違いにも要注意!「カンガルー」や「冠水」の標識もマジです【豪州釣りキャンの旅_05】
初対面で意気投合した小松代表と豊田会長「堅苦しい大きな会社だと思っていた」「日本人だから、ではない」
フリー走行19番手、チームメイトまでコンマ3秒差のJujuに笑み「嬉しさはありますけど……まだまだ」
TGRとハースF1の提携で気になる今後の若手育成、ハースとフェラーリの関係との“棲み分け”は
この3連休は「車線規制しません!」 中央道“JCT大渋滞”ひとまず回避 それでもあちこち渋滞注意
「孤高の地位」を築いた高速ワゴン! アウディRS6 アバントGTへ試乗 魔法のような快適性
なんちゃってセレブがランボルギーニ「ウルスSE」でドリフト体験 in イタリア「電子制御が優秀で華麗にドリフトを決めてる感覚になったわ」
インドのタタ・グループ元会長、ラタン・タタ氏が死去 熱心な自動車愛好家であり実業家
ホセ-マリア・ロペス緊急参戦の週末はクプラとホンダが勝利。ブラジル国内王者も確定/TCR南米第8戦
日産の「新型ミディアムSUV」発表に反響多数!? 「期待」「売ってほしい」 全長4.6m級“ちょうどイイサイズ”に「画期的1.5Lエンジン」搭載の「新ROGUE」カナダで登場
VW新型「タイロン」発表 高級感あるミドルクラスの7人乗りSUV 約740万円から
【レクサスもチラ見】ホンダ高級ブランドが予告する新型SUV「ADX」の豪華な中身。日本発売はある?
【そこまでやるか】25年発売の未来カー「ホンダゼロ」の斜め上な“新技術”のウンチクをサラッと紹介
「開発者はみな楽器奏者です」改良版アウトランダーPHEVの“ヤマハ製オーディオ”を試聴して驚いた
ようやくスタートラインに立った…マツダ「CX-80」に試乗した率直な印象。ネガは払拭できたのか?
55万円差はアリ?ナシ? 専門店でしか買えない「クラウン スポーツ RS “ザ リミテッド マットメタル”」発売
レクサス「LX」改良で新開発ハイブリッド搭載! 発売は年末以降、オーバートレイル追加で価格も気になる
価格、デザイン、走り、乗り心地…「CX-60」オーナーが「CX-80」に乗って嫉妬したワケ
マツダの新型3列シートSUV「CX-80」発売。300万円台~も、売れ筋は約500万円の「Lパケ」になりそう
三菱「アウトランダー PHEV」改良型発表 国内初“ヤマハ製オーディオシステム”を全グレードに標準装備
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!