新型ムーヴ、軽のロングセラーはどこまで進化した?
掲載 更新 carview! 文:藤島 知子/写真:中野 英幸
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そして、カスタムに新たに設定された注目グレードの“ハイパー”だが、プラスαの特徴としては、グリル周りとリヤコンビネーションランプに専用のダークメッキを施し、フォグランプとグリル下部にLEDを採用。ニュアンスカラーで雰囲気を変えてみせる小ワザを見せつけ、これまでの軽には見られなかった“粋”な領域に手を染めた。
ハイパーはそれぞれのグレードに切削加工のアルミホイールまでが標準装備され、インテリアにはブルーのステッチ入りのファブリック×本革のコンビシートを採用。インパネ周りには宇宙空間を連想させるラピス色のパネルがはめ込まれていて、コダワリ抜いて作られたスモールカーであることを意識させられる。
それだけではない。ついに、ムーヴとしては初めて標準モデルとカスタムともに専用設定の2トーンカラーの外板色まで用意してきた。過去の名声にぶら下がることなく、予想の一歩先を行く進化。ロングセラーモデルゆえに既存のイメージを大きく打ち破って見せたということか。限られた文字量では紹介しきれないほどの新装備の数々。とにかく、これまでとは違ったレベルの進化であることが手に取るように分かるのである。
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