新型ムーヴ、軽のロングセラーはどこまで進化した?
掲載 更新 carview! 文:藤島 知子/写真:中野 英幸
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ムーヴといえば、乗用系のハイトワゴンとして広々快適な室内空間とハイクオリティなデザイン、そこに走りをバランスさせたマルチな軽自動車として人気を得てきたロングセラーモデル。1995年に初代が登場してから20年、現在のダイハツの車種展開を見ると、更なるスペース系にはウェイクやタント、経済性や燃費といった本質を極めたミライース、スポーツカーのコペンも復活し、ニーズの多様化を受け止める準備は万全だ。
そこで、6代目ムーヴが狙ったのは「次世代のベストスモール」。軽自動車という枠に囚われず、魅力的なスモールカーを作るべく立ち上がった。かつては標準モデルとカスタムの2つのキャラクターで展開されてきたムーヴだが、今回新たにカスタムの「RS」と「X」に上級グレードの“ハイパー”を追加。カバーレンジを拡げることで、軽シェアを伸ばす鍵となる登録車からの乗り換え層を捉え、コダワリ層の要求に応える形で登場させた。
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