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スライドドア化のネガはほぼナシ。“カスタム系廃止”の新型「ムーヴ」は市場に一石を投じる存在になれるか?

「DNGA」採用でしっかりとした走りを実現

メカニズム面でも、新型ムーヴは大きな進化を遂げています。

採用されているのは、2019年から導入が始まった新世代の「DNGA」プラットフォームです。パワートレインも刷新され、走りの質が大きく向上しています。

デザインは「動く姿が美しい、端正で凛々しい」がコンセプトになっています。先にデビューしている姉妹車「ムーヴキャンバス」がキュートな路線なのに対し、新型ムーヴは“カッコよさ”を強調したキャラクターです。

最初に試乗したのは、自然吸気エンジン(最高出力52ps、最大トルク60Nm)を搭載した149万500円の「X」グレードです。走り出してすぐに感じたのは、加速の力強さでした。

スライドドア化により車重は約40kg増えていますが、それをまったく感じさせない加速感があります。個人的には、もう少しリニアなアクセルレスポンスのほうが好みですが、近年はこの加速感が市場で高評価を得ていると、開発陣は話していました。

高速走行時にもその力強さは変わりません。スピードが上がるにつれてハンドルの手応えが増し、安心感のある走行性能を感じました。

スーパーハイトワゴンよりも全高は低く、ハイトワゴンよりも重いためか、重心が低く、走りの安定感も増しているように感じました。段差などのショック吸収性も高く、フラットな姿勢を維持しながら快適に走ることができました。

続いて試乗したのは、ターボエンジン(最高出力64ps、最大トルク100Nm)を搭載した189万7500円の「RS」グレードです。こちらは、タコメーター付きの2眼メーターやアダプティブクルーズコントロール(ACC)、電動パーキングブレーキなど、装備も充実しています。

当然ながら加速力はXグレードよりも上で、高速道路でも余裕のある走りを楽しむことができました。自然吸気モデルの良さに、パワーの“ゆとり”が加わる印象です。

こうした走行性能の高さは、やはり新しいプラットフォームとパワートレインの恩恵と言えるでしょう。デザインに込められた「凛々しさ」にふさわしい、しっかりとした走りを体感できました。

(次のページに続く)

>>【スライドドア化】した新型「ムーヴ」を写真で詳しくチェックする

◎あわせて読みたい:
>>【打倒ムーヴ】次期スズキ「ワゴンR」がスライドドア&電動化で真っ向勝負! 軽トールワゴン頂上対決へ

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みんなのコメント

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  • 2025/7/03 10:11

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    スライドドア化によるデメリットは重量増とコスト高などだろうか。
    二律背反するところではあるがメリットの方が大きい訳でしょうね。

    昨今はハイトワゴンからスーパーハイトに主流は移った様だけれど、
    軽本来の使い勝手の良さはムーヴクラスの全高と乗降利便性にある。

    新型ムーヴにネガ部分はほぼ無く高次元でバランスの良さを感じる。
    カスタム廃止も理に適ってると思うし出来れば廉価ターボ設定位か。
  • 2025/7/02 19:03

    違反報告

    ムーブキャンバスと同じ型式だから中身は同じなのかな?
  • 2025/7/03 17:31

    違反報告

    最大のボリュームゾーンはスーパーハイトからハイトワゴンへと変遷するのだろうか。

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