スライドドア化のネガはほぼナシ。“カスタム系廃止”の新型「ムーヴ」は市場に一石を投じる存在になれるか?
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 38
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今回の試乗で印象的だったのは、「スライドドア化によるネガ」がほとんど感じられなかった点です。車両重量が増したにもかかわらず、走りは軽快で、燃費も先代比で約10%向上しています。
スライドドアの利便性は、言うまでもなく大きな魅力です。この走りと燃費、そして実用性を備えた新型ムーヴは、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
さらに、かわいらしいスタイルのムーヴキャンバスとの併売によって、より幅広いニーズをカバーできる点も大きな強みです。ヒンジ式ドアのライバルたちは、今後シェアを落とすことになるかもしれません。
いまや「スーパーハイトワゴンに限らず、軽自動車もスライドドアじゃないと勝てない」時代です。そんな中で登場した新型ムーヴは、軽市場に一石を投じる存在となる可能性を秘めている1台と言えるでしょう。
(終わり)
>>【スライドドア化】した新型「ムーヴ」を写真で詳しくチェックする
◎あわせて読みたい:
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(写真:鈴木ケンイチ、ダイハツ)
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