1000万円超でも乗れば売れるのも納得。「ヴェルファイアPHEV」は“ショーファーカー”の完成形だった
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 38
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トヨタのラージサイズミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」の兄弟モデルが好調な販売を記録しています。
2015年に登場した先代モデルは、年間販売台数を2020年頃から販売台数を大きく伸ばし、なんと2021年はアルファードが年間ランキング4位を獲得しました。最低でも約300万円台で、最上位グレードともなれば約750万円を越える高級車が、4位というのは驚くばかりです。
そして、2023年6月にフルモデルチェンジを果たすと、2024年の販売実績ではアルファードが8位、ヴェルファイアが23位となりました。モデル別でカウントされているとはいえ、2台をあわせれば販売台数が11万2479台となり、実質的にはランキング3位に相当する販売台数となります。
しかも新型モデルは先代よりも価格が上がり、アルファードの最低価格は510万円からとなっています。それでも高い支持を集めているのが現状です。
売れる理由はいくつもありますが、その中でも大きいと推測できるのが法人需要でしょう。これまでタクシーやハイヤーなどに使われていた「クラウン」がクロスオーバー化したことで、そうした需要の多くがアルファードとヴェルファイアに流れたのではないでしょうか。
つまり「ショーファーカー」、いわゆる運転手付き車としてのニーズをつかんだのが、売れている理由のひとつというわけです。
(次のページに続く)
>>【乗れば爆売れも納得】「ヴェルファイア」を写真で詳しくチェックする
◎あわせて読みたい:
>>【1000万円超ですが】とってもお高い「アルファード/ヴェルファイア」PHEVを一体誰が買っているのか?
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