NAロードスターで美しきタイムスリップ。純度の高い初期型が欲しいなら…
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
87年にAE86が現役を退いて以降、新車で買える安価で軽量なFRスポーツカーは世界中を見渡してもこのNAロードスターしかなかった。そしてバブル経済の残り香にも支えられて、ボクたちはこれを手に入れ、あらゆるクルマの基本と本質を、ここから学んだ。そんな思い出がどんどんと甦ってくる。
ただそんな風に美しきタイムスリップを経験させてくれた初代ユーノス・ロードスターも、この味わいを再現するためにマツダがかなりのコストを掛けてレストアした一台だということは忘れてはならない。もしアナタがこの純度の高い初期型テイストを手に入れようとするなら、よほどの知識と整備技術をもってそれを節約しない限りは、NDロードスターを新車もしくは中古車で手に入れる方が遙かに安上がりであるとボクは予想する。
さらに言えば、当然ながらそうしてまで手に入れた初期型ロードスターは、あくまで初期型ロードスターである。だからそうまでして得た性能が、コストに見合うかといえばそれはない、と断言できる。なぜならかくいうボクも、古いハチロクを未だに乗り続けている数寄者だから、わかるのだ。それを承知で、敢えてオールドスクールの道へと踏み込むなら、アナタは立派なエンスージアストでありマニア。少なくともそれになれる資質があると言えるだろう。
だが健全な自動車趣味としてこれを捉えるならば(笑)、やはり30年も前のクルマを買うのではなく、現行車を買う方が賢明だ。奇しくも現行NDロードスターは原点回帰し、その味わいにNA時代のテイストを復活させてくれている。特に今回マイナーチェンジを果たしたNDロードスターは、マニアをも納得させるだけの境地に至ったとボクは思っている。
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